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北陸新幹線、4種類で運行 案内に「長野経由」表示

東日本旅客鉄道(JR東日本)と西日本旅客鉄道(JR西日本)は2日、2015年春に長野―金沢間が開業する北陸新幹線の運行体系を発表した。東京―金沢間の直通列車では主要駅のみ停車する「速達型」と「停車型」を設け、富山―金沢間を往復する「シャトル」、東京―長野間を結ぶ現行の「長野新幹線型」と合計で4種類を走らせる。

石川県や富山県の北陸新幹線区間では現在、建設が最終段階を迎え、レールの敷設や電線を張るといった工事が進んでいる。富山県内では12月にも試運転が実施される。停車駅や運行本数の概要は14年秋、具体的なダイヤは開業の3カ月前に公表する。東京―金沢間は最速約2時間30分で結ぶ予定だ。

日本政策投資銀行は北陸新幹線の開業による石川、富山両県への経済波及効果をそれぞれ124億円、88億円と試算している。東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県と結ばれることで、両県を訪れる観光、ビジネス客が石川では年約32万人、富山は約21万人増える。

JR東日本は同日、同社管内の北陸新幹線の駅構内の案内表示などで「長野」の表記を残すことも正式発表した。

全国新幹線鉄道整備法に基づく「北陸新幹線」が正式な名称だが、JR東日本管内の首都圏の駅を中心に案内表示や時刻表などで「北陸新幹線(長野経由)」と表記する。長野新幹線という呼称が定着しているため、長野県はかねてJR東日本に表記を残すように要望していた。

長野県の阿部守一知事は2日、「思いを受けとめてもらった。外国人観光客などにも(長野を経由することが)分かりやすくなる」と述べた。石川県の谷本正憲知事は「新幹線ができれば(長野県とは)1時間強でつながる。観光面で連携していきたい」と話した。

北陸新幹線は1973年に整備計画が決まり、97年10月に高崎―長野間が先行開業した。現在、駅構内や時刻表などでは長野新幹線という表記が定着している。

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