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講談社、中国で少年漫画誌 12年3月にも創刊

【北京=多部田俊輔】講談社は2日、中国で漫画事業を始めると発表した。中国の出版社と合弁会社を設立して2012年3月に少年向けの漫画雑誌を創刊。中国人作家を育成してアニメやキャラクタービジネスも展開する。日本の出版業界が低迷するなか、最大の人口を抱える中国の漫画市場に日本の出版大手として本格的に進出、将来の収益源に育てる。

広西出版伝媒集団と合弁会社を設立する。中国では外資企業が出版事業を手掛けることが制限されているため、合弁会社は編集プロダクションとして登記する。出資比率は講談社側が49%、中国側が51%。

講談社は合弁会社に漫画の制作ノウハウを提供する。具体的には、想定読者に対するマーケティングやストーリー作り、キャラクタービジネスなどのノウハウを提供し対価を得る。中国側は当局の許認可作業や印刷、販売を担う。

新しい雑誌は10~15歳の男子が対象の中国人作家による月刊誌。野間省伸社長は「中国のオリジナル漫画を発展させ、中国の広大な市場にとどまらず、世界に発信していく」と述べた。

中国で日本の漫画の人気は高いが、中国当局による出版認可の取得が難しく、海賊版も横行しているため日本の出版社はほとんど手掛けていない。今回は中国人作家を起用するため海賊版リスクは軽減できるとしている。日本の出版大手が中国で漫画事業を手掛けるのは珍しいという。

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