2018年8月18日(土)

電動バイクVBが描く未来図 スマホ連動、充電拠点をFC展開

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2013/12/3 7:00
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 ユニークなベンチャーが登場した。東京モーターショーにバッテリー交換式の電動バイクを出展したレスク(東京・渋谷)。だが、鈴木大介社長は「電動バイクは製品の一部」だという。では、レスクの主役はいったい何なのか。

■富士通がIT技術でサポート

レスクの電動バイク「スカルピーナ」

レスクの電動バイク「スカルピーナ」

 まずはレスクの電動バイクを見てみよう。モデルは2輪のスクーターと、宅配など業務用に使える3輪バイクの2種。最大の特徴は、足を乗せるステップ部分に設置する交換式バッテリーだ。

 「バッテリーキャリー」という名の通り、バッテリー下部にはキャスターがついていて、取っ手を伸ばせばキャスターバッグのように引いて運べる。バッテリーはブルートゥースで無線通信でき、スマートフォン(スマホ)画面で電池残量を確認できる。

 専用チャージャーを使えばもちろん家庭で充電できるが、レスクが構想しているのは、コンビニエンスストアやスーパーなど街のあちこちに充電ステーションを置き、ガソリンスタンドで車が給油するように、そこでバッテリーを交換する使い方だ。主役は電動バイクではなくバッテリーであり、バッテリーの流通インフラなのだ。

レスクの電動バイクに搭載するバッテリー

レスクの電動バイクに搭載するバッテリー

 ビジネスモデルはこうだ。レスクはフランチャイズチェーン(FC)方式で加盟店を募る。加盟店はバイクを販売し、バッテリーはバイクの購入者とレンタル契約を結ぶ。購入者は定額を支払えば何回でも交換できる。充電ステーションは加盟店が設置する。レスクは加盟店へのバイク、バッテリーの卸売りと、加盟店からのロイヤルティー収入を収益源とする。

 レスクのビジネスをIT(情報技術)で支えるのが富士通だ。位置情報のクラウドサービス「スペーシオウル」で、運転者はどこに、どんな充電状態のバッテリーがあるかが分かる。バッテリーは繰り返し使うと劣化する。ビッグデータ解析技術を使ってバッテリー一つ一つの消耗度合いから寿命を予測し、どのバッテリーをいつ交換するかも計画的にできる。

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