大連の日系企業、賃上げストで利益4割減 撤退検討も
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中国・大連市で今夏、日系企業の工場で賃上げを求めるストライキが相次いだことで、利益が計画を下回ったり、撤退を検討するなど進出企業に影響が出ていることが、大連日本商工会の調査で分かった。スト騒ぎは現在は沈静化しているが、商工会は11月中にも開かれる市当局との定期対話のなかで、賃上げのガイドライン設定など今後の投資環境の整備について話し合う考え。
調査は商工会の会員企業を対象に9月に実施した。回答企業...
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