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日産の電気自動車、5秒で時速100キロ 試作車公開

ジュネーブ自動車ショー

【ジュネーブ=阿部哲也】スイス・ジュネーブ国際自動車ショーで1日、日本メーカー各社がハイブリッド車電気自動車など最新の試作モデルを相次ぎ公開した。韓国メーカーも、欧州市場向けの新型低燃費車を披露。環境車の先進市場である欧州で日韓メーカーの競争が一段と激しさを増している。

日産自動車は新型電気自動車を初公開した(1日、スイス・ジュネーブ)

日産自動車は新型電気自動車を初公開した(1日、スイス・ジュネーブ)

日本勢の目玉の一つが、日産自動車が世界初公開したスポーツカータイプの2人乗り新型電気自動車だ。2つの駆動用モーターを備え、発進から時速100キロメートルに到達するまでに5秒以内と一般のガソリンエンジン車の半分程度で到達できる。このほかトヨタ自動車が2012年の発売を目指す小型車「ヤリス(日本名ヴィッツ)」のハイブリッド車を展示した。

韓国勢は、現代自動車が欧州向けにデザインしたワゴン車「i40」が話題を集めた。欧州で需要が高いディーゼルエンジン搭載モデルも用意する。起亜自動車は年内に発売する街乗り仕様の小型車「ピカント」と「リオ」を発表。特にリオは燃料1リットル当たりの走行可能距離が31キロメートル超と、ガソリン車で欧州トップ級の性能に仕上げたという。

韓国勢はウォン安を背景に欧州で販売を拡大。2010年には現代・起亜グループの欧州27カ国の販売台数シェアが4.5%となり、トヨタ自動車(4.2%)を上回ってアジア勢トップに浮上した。今年7月には韓国と欧州が自由貿易協定(FTA)を締結する。日本車各社の間では「同じ土俵で戦うために、日本もいち早く欧州と連携する必要がある」(日産自動車の志賀俊之最高執行責任者)との危機感が強まっている。

中国民営自動車大手、浙江吉利控股集団の傘下にあるスウェーデンの高級車メーカー、ボルボ・カーは同日、12年に欧州で発売するディーゼルハイブリッド車「V60」を公開した。家庭で充電できるプラグインハイブリッド車タイプで、原油高で高まる環境車需要を取り込む。吉利は環境車戦略の強化によって昨年買収したボルボを再建させ、提携戦略を軌道に乗せたい考えだ。

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