2019年8月25日(日)

キヤノン、純利益1%増の2500億円 デジカメ好調
12年12月期

2012/1/30付
保存
共有
印刷
その他

キヤノンは30日、2012年12月期の連結純利益(米国会計基準)が前期比1%増の2500億円になる見通しだと発表した。小幅ながら3期連続の最終増益を見込む。円高や欧州景気の悪化が収益を圧迫するが、好採算のデジタル一眼レフカメラの販売が好調。生産効率化などコスト削減も寄与する。

売上高は5%増の3兆7500億円の見通し。円高で2千億円の減収要因が発生するが、デジカメを中心とした消費者向け事業が11%増収と伸びる。特に一眼レフカメラは欧米や中国の好調で、販売台数は27%増の920万台と過去最高となる。コンパクトカメラも17%増の2200万台を見込む。事務機など法人向け事業は欧州景気減速の影響で伸び悩む。

営業利益は販売増が寄与し3%増の3900億円を見込む。為替レートを1ドル=75円(前期は80円)、1ユーロ=100円(同111円)に設定。円高で1050億円の減益影響が出るが、工場の自動化による固定費圧縮など約1000億円のコスト削減で吸収する計画。年間配当は未定としたが前期と同額の120円とする可能性が高い。

同日発表した11年12月期連結決算は、売上高が前の期比4%減の3兆5574億円、純利益が1%増の2486億円だっった。円高で833億円、東日本大震災とタイの洪水で計1275億円の減益要因が出たが、販売増や合理化でほぼ吸収。税負担も減り最終増益を維持した。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。