社外取締役の選任促す 改正会社法が成立
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社外取締役の選任を促すことで企業統治の強化を目指す改正会社法が20日、参院本会議で可決、成立した。親会社の株主が子会社役員の責任を追及できる「多重代表訴訟制度」なども盛り込んだ。2015年4月に施行する見通しだ。
改正法は社外取締役の選任義務化を見送ったが、選任しない企業には株主総会で理由の説明を義務づけた。選任を促すために「監査等委員会設置会社」制度も新設。2人以上の社外取締役が過半数を占める...
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