世界市場でもタブレット優勢 10~12月期にパソコン逆転予想

2013/10/12 0:00
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【シリコンバレー=奥平和行】世界市場でもタブレットの優勢は鮮明になっている。米調査会社のIDCによると、2013年7~9月期のパソコンの世界出荷台数は前年同期比7.6%減となり、6四半期連続で前年実績を下回った。タブレットは増加率こそ鈍化しつつあるものの、右肩上がりに増え続けており、10~12月期にはパソコンを逆転するとみている。

タブレットでは世界首位の米アップルが10月下旬にも高精細な液晶パネルを搭載した「iPad mini(アイパッドミニ)」を発表するとの見方が有力だ。米マイクロソフトは10月下旬から処理能力を高めた「サーフェス2」を米国などで発売し、米アマゾン・ドット・コムもビデオ通話で利用方法を指南する新製品を米国に投入する。

スマホはこの2年間で世界の平均価格が約2割下がり、「100ドルスマホ」が登場。中国など新興国での販売が増え、市場が拡大している。タブレットでも価格下落が進み、半導体最大手、米インテルのブライアン・クルザニッチ最高経営責任者(CEO)は「今年の年末商戦では100ドル以下の製品が登場する」と予測する。

スマホなど携帯端末向け半導体最大手の米クアルコムは自社の半導体を利用したスマホの設計や部品の選定、動作検証までを自ら手掛けることで新興国メーカーが安価な製品を速やかに出せるようにしてきた。タブレットでも同様の取り組みを始めており、低価格化と市場拡大に拍車がかかりそうだ。

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