2019年6月18日(火)

米国株、大幅続落 ダウ225ドル安で1カ月ぶり安値 指標を嫌気

2013/8/16付
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【NQNニューヨーク=大石祥代】15日の米株式相場は大幅続落した。ダウ工業株30種平均は前日比225ドル47セント(1.5%)安の1万5112ドル19セントとなった。7月3日以来、約1カ月半ぶりの安値で終えた。下落幅は6月20日以来の大きさだった。製造業関連で相次いだ経済指標の悪化が売り材料視された。米企業業績に対する警戒感も加わって下げが加速した。

フィラデルフィア連銀やニューヨーク連銀が発表した8月の景気指数がともに前月から低下。市場が上昇を想定していた7月の鉱工業生産指数も前月から横ばいにとどまった。景気の先行きに対する不安感から株式売りにつながった。

債券市場では米10年物国債の利回りが急上昇(価格は急落)した。金利の上昇が実体経済に与える影響が意識されたほか、雇用情勢の改善を背景に米量的金融緩和が早期に縮小するとの見方も米株式相場にとって重荷になった。

エジプトでは治安部隊によるデモ隊の強制排除をきかっけにした内政騒乱が続き、死傷者数が増加した。同国の情勢が緊迫化したことも投資家心理を冷やしたという。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は前日比63.15ポイント(1.7%)安の3606.12で終えた。7月29日以来の安値を付けた。

業種別S&P500種株価指数は全10業種が下落。「IT(情報技術)」「一般消費財・サービス」の下げが目立った。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約7億2000万株(速報値)、ナスダック市場は約16億9000万株(同)だった。

人員削減策や慎重な業績見通しを示したシスコシステムズが急落。下落率はダウ平均を構成する銘柄の中で首位だった。2014年1月期通期の一株利益見通しを下方修正した小売大手のウォルマート・ストアーズも下げた。

証券会社が目標株価を引き上げたもののアップルは地合いの悪化から売りに押されて下げて終わった。

既存店売上高の伸びを受け、百貨店のコールズは大幅高。増益決算を発表した化粧品のエスティ・ローダーが上昇した。建設機械のキャタピラーも小高く終えた。

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