2019年6月18日(火)

米国株、ダウ平均85ドル高、連日で最高値更新 6週連続で上昇

2013/11/16付
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【NQNニューヨーク=大石祥代】15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸した。終値は85ドル48セント(0.5%)高の1万5961ドル70セントと連日で過去最高値を更新した。週間ベースの上昇は6週連続で、6月下旬から8月上旬にかけて上昇した以来となった。米連邦準備理事会(FRB)の次期議長に指名されたイエレン副議長が前日の米議会証言で示した緩和的な姿勢から、金融緩和が長引くとの見方が引き続き強かった。余剰資金の流入が続くとして買いが入った。ダウ平均は取引終了にかけて強含み、心理的な節目の1万6000ドルに迫った。

米製造業関連の指標悪化も金融緩和が長期化するとの観測につながった。11月のニューヨーク連銀製造業景気指数がマイナス2.21と市場予想に反して悪化した。10月の米鉱工業生産指数も前月から低下した。米景気の先行き不透明感が強まったことで、FRBの金融緩和策による下支えが続くとの期待感につながった。

多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は3日続伸した。終値は前日比7.56ポイント(0.4%)高の1798.18と連日で過去最高値を更新。心理的な節目の1800を視野に入れた。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は6日続伸した。終値は13.23ポイント(0.3%)高の3985.97と2000年9月7日以来、約13年2カ月ぶりの高値を付けた。

業種別S&P500種株価指数は全10業種が上昇。「エネルギー」や「素材」などの上げが目立った。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約8億株(速報値)、ナスダック市場は約18億5000万株(同)だった。

石油のエクソンモービルが買われた。ダウ平均採用銘柄で上昇率が首位だった。前日に米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが7~9月期に同社株を取得していたのが明らかになったことを材料視した。

ホームセンターのホーム・デポや物流のフェデックスが上昇。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスやビザも上げた。

一方、ヘルスケア部門の売却を検討していると発表した日用品のキンバリー・クラークが下落。半導体製造装置のアプライドマテリアルズ(AMAT)が小幅安。前日夕に発表した四半期決算で最終損益が黒字に転じたものの、売りが優勢になった。

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