米国株、続落 ダウ318ドル安で1カ月ぶり安値、景気不透明感で

2014/1/25付
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【NQNニューヨーク=大石祥代】24日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は4日続落した。終値は前日比318ドル24セント(2.0%)安の1万5879ドル11セントと、2013年12月17日以来、約1カ月ぶりの安値をつけた。下げ幅は13年6月20日以来、約7カ月ぶりの大きさ。新興国を中心とした世界景気の先行き不透明感が強まり、運用リスクを回避する動きが加速。収益が景気変動の影響を受けやすい機械など「景気敏感株」に売りが広がった。

中国など新興国の景気が減速しているとの懸念が広がっている。外国為替市場ではトルコリラなど新興国の通貨が急落し、日本や欧州の株式相場も軒並み下げた。新興国での事業展開に注力する米企業が多いだけに、米市場でも投資家心理が冷え込んだ。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落。前日比90.701ポイント(2.1%)安の4128.173で終えた。機関投資家の多くが運用指標とするS&P500種株価指数も続落。38.17ポイント(2.1%)安の1790.29と節目の1800を下回り、13年12月17日以来の安値をつけた。

業種別S&P500種株価指数は全10業種が下落した。「資本財・サービス」や「素材」の値下がりが目立った。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億2000万株(速報値)、ナスダック市場は約24億4000万株(同)だった。

ゼネラル・エレクトリック(GE)や化学・事務用品のスリーエム(3M)、航空機大手のボーイングが下落。増益決算を発表した機械のハネウェル・インターナショナルも下げ、景気敏感株に値下がりが目立った。

一方、増益決算を発表したマイクロソフトや日用品のキンバリー・クラークが上昇。四半期決算が市場予想ほど悪化しなかった日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)も上げた。

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