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米国株6日続伸、16ドル高 4年2カ月ぶり高値

金融株の一角に買い アップル最高値

【NQNニューヨーク=滝口朋史】14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に6日続伸し、前日比16ドル42セント(0.1%)高の1万3194ドル10セントと2007年12月31日以来、約4年2カ月ぶりの高値で終えた。前日夕に米連邦準備理事会(FRB)が発表した金融機関の健全性を調査する特別検査(ストレステスト)結果を受け、金融株の一角が上昇した。

ダウ平均の6日続伸は昨年1月末から2月上旬にかけての8日続伸以来の長さ。

経済状況が極度に悪化するなどの仮定を置いて米金融大手の損失を測定したストレステストでは、対象19社の約8割にあたる15社が必要最低限の資本を維持できるとの結果になった。ダウ平均の構成銘柄では大手銀バンク・オブ・アメリカやクレジット・カードのアメリカン・エキスプレス(アメックス)などが同テストを通過し、株価が大幅上昇。指数を押し上げた。増配など株主への利益還元強化を発表した金融機関も相次いだ。

米景気の回復が続いているとの見方も、引き続き相場の支えになった。

一方、前日にダウ平均が今年最大の上げ幅を記録したことなどから、高値圏では目先の利益を確定するための売りが出て、上値を抑えた。ダウ平均は前日比で下落する場面も目立った。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に続伸し、前日比0.85ポイント(0.0%)高の3040.73と00年11月15日以来の高値で終えた。前日に3000の大台を回復した反動で利益確定売りが目立ったが、指数への影響が大きいアップルについて有力証券会社が目標株価を引き上げ、同社株は連日で上場来高値を更新。指数を下支えした。

業種別のS&P500種株価指数は全10業種中、「IT(情報技術)」と「金融」が上昇。「公益事業」や「エネルギー」など8業種が下落した。売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が約8億5000万株(速報値)、ナスダック市場が約16億1000万株(同)だった。

1~3月期の業績が従来予想を上回る見通しと発表した半導体のLSIが上昇。ダウ構成銘柄では金融株のほか、航空機のボーイングやゼネラル・エレクトリック(GE)、保険のトラベラーズなどが上昇した。

一方、株式売り出しの申請を発表したソーシャルゲーム最大手の米ジンガが下落。人員削減を発表したたばこ大手レイノルズ・アメリカンも売られた。ダウ構成銘柄では映画・娯楽のウォルト・ディズニーや石油のエクソンモービル、ITのヒューレット・パッカード(HP)が下げた。

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