米国株、ダウ続落17ドル安 5カ月半ぶり安値 景気敏感株安い

2012/6/5 6:19
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【NQNニューヨーク=横内理恵】4日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は小幅ながら4日続落した。終値は前週末比17ドル11セント(0.1%)安の1万2101ドル46セントと、昨年12月19日以来、約5カ月半ぶりの安値をつけた。4月の米製造業受注額を受けて米景気の先行き不透明感が強まり、収益が景気動向に左右されやすい景気敏感株を中心に売りが出た。

製造業受注額は前月比0.6%減と、市場予想の横ばいと比べて低調な結果になった。前週末発表の5月の米雇用統計が伸び悩んだこともあり、米景気の勢いが鈍化しているとの懸念が強まった。建機大手キャタピラーや航空機・機械大手ユナイテッド・テクノロジーズなど景気敏感株に下げ銘柄が目立った。

ただ、ダウ平均は取引終了にかけて下げ渋った。一時83ドル安まで下げ幅を広げたが、前週に大きく下げた反動から短期的な戻りを期待する買いが相場を支えた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発。同12.53ポイント(0.5%)高の2760.01で終えた。アップルなど時価総額が大きい銘柄の一角が上げ、指数を押し上げた。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約8億2000万株(速報)。ナスダック市場は約17億1000万株(同)。業種別S&P500種株価指数(全10業種)は、「資本財・サービス」や「金融」、「エネルギー」の3業種が下落。「電気通信サービス」や「一般消費財・サービス」などが上げた。

交流サイト(SNS)大手フェイスブックが上場来安値を更新。証券会社が厳しい投資判断を示し、売りが広がった。金融大手のJPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカの下げも目立った。

一方、インターネット経由でソフトを提供するクラウドサービス大手のセールス・フォース・ドット・コムが上昇。交流サイト(SNS)関連企業の買収を発表し、将来の収益成長を期待する買いが入った。同じく企業買収を発表した家庭雑貨小売りのベッド・バス・アンド・ビヨンドも上げた。

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