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米国株、大幅続伸 ダウ259ドル高、イタリア巡る懸念の後退で

【NQNニューヨーク=大石祥代】11日の米株式相場は続伸した。ダウ工業株30種平均は前日比259ドル89セント(2.2%)高の1万2153ドル68セントで終えた。イタリアを巡る不安心理がやや和らぎ、欧州株式相場が上昇。米市場でも買いが優勢となった。市場予想を上回る米経済指標や米主要企業の好決算を受け、米景気の先行き不透明感が薄らいだことも追い風になった。

イタリア上院が11日、財政安定法案を可決。成立に向けて前進した。大連立政権の発足も間近とみられ、同国の財政再建の遅延が回避できるとの見方が浮上。投資家心理の改善を反映し、イタリア10年物国債利回りも低下した。市場参加者が運用リスクを取りやすくなり、欧米株式を買う動きにつながった。

午前発表の11月の米消費者態度指数の速報値(ミシガン大学調べ)が64.2と、市場予想(62.0程度)を上回った。娯楽大手のウォルト・ディズニーが大幅な増益決算を発表したこともあり、米国の消費者心理が持ち直しているとして小売株などが上昇した。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は53.60ポイント高の2678.75で終えた。業種別S&P500種株価指数は全10業種が上昇。「一般消費財・サービス」や「資本財・サービス」の値上がりが目立った。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約7億6000万株(速報値)、ナスダック市場は約15億7000万株(同)だった。

ディズニーが約6%上げ、ダウ平均を構成する30銘柄で上昇率が首位となった。一部の製造拠点を北米に移すと発表した建設機械のキャタピラーも上げた。大手銀のシティグループも上昇。傘下の英音楽大手EMIグループを売却すると伝わり、財務体質の改善を期待する買いが入った。

一方、アップルが下落。アナリストが高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」の生産台数見通しを引き下げたと伝わり、目先の利益をひとまず確定する目的の売りが広がった。身売りしない方針を示したオンライン証券のEトレード・ファイナンシャルも下げた。

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