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米国株、6日ぶり反発 ダウ166ドル高 「財政の崖」合意に期待

【NQNニューヨーク=滝口朋史】2012年最後の取引となった12月31日の米株式相場は6営業日ぶりに大幅に反発した。ダウ工業株30種平均は前週末比166ドル03セント(1.3%)高の1万3104ドル14セント、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は同59.20ポイント(2.0%)高の3019.51で終えた。減税失効と歳出の強制削減が重なる米「財政の崖」回避への期待が高まり、IT(情報技術)など収益が景気動向に左右されやすい銘柄を中心に買いが入った。

下院に先駆けて財政の崖問題を協議している上院で午後に、共和党のマコネル院内総務がブッシュ減税の一部延長に絡んだ民主党との合意が「非常に、非常に近い」と述べたと伝わった。オバマ大統領はこれより先にホワイトハウスで演説し、与野党協議について「合意は視野に入ってきたようだが、まだ完了していない」と述べた。

増税回避策で上院の与野党が合意しても、歳出削減策の扱いや下院の対応になお不透明感が残るが、協議が米景気への悪影響を避ける形で進んでいるとの期待が相場を押し上げた。前日までの5日続落を受け、短期的な相場の戻りに期待した買いが入りやすかった面もあった。

主な株価指数の年間上昇率はダウ平均が7.3%、ナスダック指数は15.9%。ダウ平均は4年連続の上昇、ナスダック指数は2年ぶりの上昇となった。

業種別S&P500種株価指数は全10業種が上昇。「IT」や「エネルギー」「素材」の上昇が目立った。売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が約7億3000万株(速報値)、ナスダック市場が約15億2000万株(同)だった。

証券アナリストの投資判断引き上げが伝わった交流サイト(SNS)世界最大手の米フェイスブックが上昇。アナリストが利益予想を上方修正したと伝わった半導体大手インテルも上げた。

ダウ平均を構成する全30銘柄が上昇。ITのヒューレット・パッカード(HP)や建機のキャタピラー、ゼネラル・エレクトリック(GE)の上昇が目立った。バンク・オブ・アメリカやJPモルガン・チェースなど大手銀行株も買われた。

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