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米国株、反落 ダウ72ドル安 利益確定売り、週間で7週ぶり下げ

【NQNニューヨーク=古江敦子】9日の米株式相場は反落し、ダウ工業株30種平均は前日比72ドル81セント(0.5%)安の1万5425ドル51セントで終えた。主要な米株価指数が過去最高値圏で推移していただけに、買い材料に乏しく目先の利益を確定する目的の売りが優勢になった。ダウ平均が週間で下落するのは7週ぶりとなる。

今週で米主要企業の四半期決算発表がほぼ一巡。材料が出尽くしたとの見方から利益確定や持ち高調整を目的とする売りが出た。夏季休暇を取得する市場参加者が多いために商いが薄く、売買を見送る雰囲気もあった。ダウ平均の下げ幅は一時150ドルを超えた。

米国で量的金融緩和が早期に縮小するとの観測も、引き続き相場の重荷だった。

ただ、取引終了にかけてダウ平均は下げ幅を縮小した。中国の7月の工業生産の伸びが拡大した。同国景気の減速懸念がひとまず後退し素材株を中心に押し目買いが入った。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は9.01ポイント(0.2%)安の3660.11で終了した。

業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「電気通信サービス」や「公益」など9業種が下落。「素材」が上げた。

売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が約6億4000万株(速報値)、ナスダック市場は約15億2000万株(同)だった。

映画・娯楽大手ウォルト・ディズニーや通信のAT&T、ホームセンターのホーム・デポが下落した。

百貨店のJCペニーが大幅に下げた。同社の主要株主であるヘッジファンドが経営者の交代を要請し経営の先行き不透明感が一段と強まった。衣料品大手のギャップも下げた。前日発表した5~7月期の1株利益見通しが市場予想を上回ったが、材料が出尽くしたとの見方から利益確定の売りが出た。

一方、非鉄大手のアルコアが大幅に上昇。中国関連とされる建機大手のキャタピラーも上げた。USスチールなど鉄鋼株への買いも目立った。

カナダのスマートフォン(スマホ)大手ブラックベリーが大幅に上昇。業績低迷が続く同社が、非公開化による経営再建を検討していると米主要メディアが報じたことが材料視された。

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