2019年9月22日(日)

誤爆でパキスタン兵士28人死亡か

2011/11/26付
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アフガニスタンに展開する国際治安支援部隊(ISAF)のヘリコプターが26日未明(日本時間同日午前)、国境を接するパキスタン北西部部族地域モハマンド地区の2カ所の検問所を攻撃し、パキスタン当局者によると、同国兵士28人が死亡、20人以上が負傷した。ISAFは事実関係の調査を開始。武装勢力と間違えて誤爆した可能性がある。

パキスタン当局は北西部と南西部の国境でISAF向けの物資補給車の通行を禁じ、ISAFは全体の4~5割を占める同国経由の物資供給が断たれた。爆撃に対する報復措置とみられ、既に摩擦が生じているISAFの中心の米軍とパキスタン軍との関係の険悪化が決定的となった。

パキスタンの地元テレビによると、死者には少佐ら幹部2人も含まれている。

ギラニ首相は攻撃を非難する声明を発表。ISAFのアレン司令官は「亡くなったパキスタン軍兵士の家族にお悔やみを申し上げる」との声明を出した。

25日には、パキスタン首都近郊で軍のトップのキアニ陸軍参謀長とアレン氏が国境警備を強化するための協力について話し合ったばかりだった。

パキスタンでは昨年9月30日にも、ISAFに参加している米軍のヘリが越境攻撃し、誤爆で国境警備隊員2人が死亡。米国側が謝罪するまで約10日間にわたりISAF向けの物資の輸送を北西部の国境で遮断した。

アフガンと国境を接する部族地域は、部族勢力の拠点があるとされ、米軍が無人機による爆撃を繰り返している。

アフガン駐留国際部隊をめぐっては、同国南部カンダハル州で今月24日にも誤爆があり、州当局者によると、子ども6人を含む7人が死亡、少女2人が負傷した。(イスラマバード=共同)

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