日経平均大引け、5日ぶり反落 1万4000円割れ、イベント控え利益確定
6日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比204円01銭(1.5%)安の1万3860円81銭となり3日ぶりに心理的な節目の1万4000円を下回った。前日まで4日続伸したうえ、8月の米雇用統計の発表や2020年夏季五輪の開催都市の決定といった材料を控えた週末とあって幅広い銘柄に利益確定目的の売りが出た。朝方に1ドル=100円台前半まで下落した円相場が反発に転じ、主力の輸出関連株が売られたのも相場全体の重荷だった。
前日の欧米株高や円相場の下落を受け買い先行で始まったが、一巡後は売りが優勢になった。東証1部の売買代金は概算で1兆7092億円(速報ベース)だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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