日経平均大引け、大幅続落 600円超安で4カ月ぶり安値
4日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に4日続落した。終値は前日比610円66銭(4.18%)安の1万4008円47銭と、2013年10月8日(1万3894円61銭)以来ほぼ4カ月ぶりの安値だった。下落幅は昨年6月13日(843円94銭)以来、約8カ月ぶりの大きさ。米景気の先行き不透明感の台頭で米株式相場が大幅に続落したうえ、円相場が一時1ドル=100円台まで上昇したのを受け幅広い銘柄に売りが広がった。
新興企業向け市場の株価急落などを受け、信用取引の追加担保差し入れ義務(追い証)が発生した個人投資家も多く、換金売りも出た。株式相場の変動率上昇を受けて、運用リスクを回避する目的の売りも相場下落に拍車をかけた。東証1部の売買代金は概算で3兆6364億円(速報ベース)と、株価指数先物とオプションの特別清算指数(SQ)算出日を除くと昨年5月24日以来の高水準だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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