米国株、小動きで始まる ダウ小反発、ナスダックは続落 リスク回避で

2010/4/19付
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【NQNニューヨーク=古江敦子】19日の米株式相場は小動きで始まった。ダウ工業株30種平均は小反発し、午前9時35分現在では前週末比9ドル68セント高の1万1028ドル34セントで推移している。一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に続落し、同1.19ポイント安の2480.07で推移している。前週末に米証券取引委員会(SEC)が米金融大手ゴールドマン・サックス(GS)を証券詐欺罪で訴追したことを受け、投資家が運用リスクを回避するとの見方が出て相場のマイナスになっている。

GSの株価は2%下落。同業のモルガン・スタンレーや米銀大手JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカも小幅に下げている。原油などの商品相場の下落を背景に、非鉄大手アルコアの下げが目立つ。アイスランドの火山噴火で欧州の空港が閉鎖・一部閉鎖されていることから航空便の乱れが生じ、アメリカン航空の持ち株会社AMRやコンチネンタル航空など航空株が軟調に推移している。

米国での大量リコール問題で米運輸当局に約15億円の制裁金を支払うと発表したトヨタが下げている。決算と併せて発表した業績見通しが市場予想を下回った米製薬大手イーライ・リリーが安い。

一方、朝方発表の四半期決算が市場予想を上回った米銀大手シティーグループが約5%上げている。ダウ平均の構成銘柄ではマイクロソフトやディスカウントストア大手のウォルマート・ストアーズ、米通信大手AT&Tが上昇。四半期決算が市場予想を上回った米玩具大手ハスブロも高い。

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