米国株、売り先行で始まる ダウ36ドル安 中国株の下落を嫌気

2014/3/10付
保存
共有
印刷
その他

【NQNニューヨーク=大石祥代】10日の米株式相場は売りが先行して始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前週末比36ドル16セント安の1万6416ドル56セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同3.388ポイント安の4332.835で推移している。中国の経済指標の悪化を背景としたアジア地域の株式相場の下落を嫌気した。ボーイング株の下落がダウ平均の重荷になった。

中国の2月の輸出が前年同月比で大きく減少した。同月の消費者物価指数(CPI)の上昇も鈍ったことで中国景気の先行きに不安感が強まり、中国や日本株に売りが膨らんだ。世界経済の不透明要因として意識されると米国株にも売りが波及した。

航空機のボーイングの下げが目立つ。9日に羽田発サンフランシスコ行きの日航2便ボーイング787型機が米ハワイのホノルル国際空港に緊急着陸したことが嫌気された。外食のマクドナルドは小安い。2月の米国の既存店売上高が前年同月と比べて減少したことが判明。株価の重荷となっている。電子商取引・決済のイーベイが下落。「物言う株主」と知られる米著名投資家のカール・アイカーン氏が取締役として推薦していた2名の候補者を却下したと発表したが、株価の反応は限定的。

建設機械のキャタピラーや小売世界最大手のウォルマート・ストアーズ、化学のスリーエムが下げている。

一方、クレジットカードのビザやIBM、化学のデュポンに買いが先行した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]