2019年3月26日(火)

ピロティ崩壊マンション、道路沿いの旧耐震ビルに警鐘

2016/4/18 23:00
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日経アーキテクチュア

熊本市中心部、西区出町のバス通り沿いに、ピロティ(1階部分を柱だけの空間にし、2階以上を居住空間などにする建築方式)状の1階駐車場が原形をとどめぬほどにつぶれたマンションがあった。2016年4月16日の午後3時すぎ、日経アーキテクチュアの江村英哲記者が撮影した写真でお伝えする。

熊本市西区のマンションの全景(写真:日経アーキテクチュア)

熊本市西区のマンションの全景(写真:日経アーキテクチュア)

不動産会社の資料によると、1974年に竣工した鉄筋コンクリート造、地上9階建て。総戸数41戸の分譲マンションだ。

エントランス。向かって右側の壁が地面から浮いてる(写真:日経アーキテクチュア)

エントランス。向かって右側の壁が地面から浮いてる(写真:日経アーキテクチュア)

立っていることが不思議なくらい1階がつぶれている。

完全につぶれた1階車庫(写真:日経アーキテクチュア)

完全につぶれた1階車庫(写真:日経アーキテクチュア)

■幹線道路沿いの耐震化が急務

敷地は産交バスの往生院前バス停の目の前。万が一倒壊した場合には、長期にわたって大きな交通障害を引き起こすことになるだろう。幹線道路沿いの旧耐震建物の耐震化を促す警鐘にもなりそうだ。

住戸の開口部まわりにも破損した箇所が見られる(写真:日経アーキテクチュア)

住戸の開口部まわりにも破損した箇所が見られる(写真:日経アーキテクチュア)

なお、東京都は特定緊急輸送道路沿道建築物(特定沿道建築物)の耐震化を進めており、特定沿道建築物のうち、都条例で定める耐震診断を実施していない建物を公表するなどの取り組みを行っている。

(日経アーキテクチュア 江村英哲、宮沢洋)

[日経アーキテクチュアWeb版 2016年4月18日掲載]

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