2019年9月17日(火)

生徒の英語力、文科省初公表 中学は千葉・高校は群馬が1位

2016/4/4 17:00
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文部科学省は4日、全国の公立中学・高校の生徒の英語力に関する2015年度調査の結果を発表した。都道府県別の状況が初めて公表され、中3で実用英語技能検定(英検)3級程度以上の力があるとされた生徒の割合は最高の千葉(52.1%)と、最も低かった高知(25.8%)の間で20ポイント以上差が開くなど、英語力の地域差が浮き彫りになった。

文科省は生徒の英語力が高かった県では外部試験の活用、教員研修の充実などの効果が出ていると分析。ただ「英検3級程度」の評価の基準が教員によって異なることや、英検受験のしやすさにも地域差があることから「あくまでも指標の一つだ」と強調している。

英検を受験して3級以上を取得した生徒数と、受験していなくても英語教員が授業の様子やテスト結果から「3級程度以上の力がある」と判断した生徒数を調べた。

その結果、全生徒に占める割合が最も高かったのは千葉の52.1%。秋田48.6%、東京47.9%と続いた。一方、高知25.8%、熊本26.9%など8道府県が30%を下回った。

高3は同様に英検準2級程度以上の力がある生徒の割合を調査。最も高かったのは群馬の49.4%。ほかに千葉45.5%、福井42.5%などが高く、沖縄21.8%、和歌山22.5%などが低かった。

全国平均は3級程度以上の中3生の割合が36.6%(前年度34.6%)、準2級程度以上の高3生の割合が34.3%(同31.9%)で、ともに年々向上している。もっとも、政府は17年度までに中学卒業段階で3級程度以上、高校卒業段階で準2級程度以上の割合をそれぞれ50%にする目標を掲げており、達成は厳しい状況だ。

全国の公立中9522校、高校3409校について、各教育委員会を通じて15年12月時点の生徒の英語力を聞いた。

〔中学校〕
「英検3級程度以上」の力があると思われる生徒の割合
全国平均36.6%
北海道28.1%
青森県35.5%
岩手県32.8%
宮城県35.4%
秋田県48.6%
山形県29.4%
福島県32.0%
茨城県39.8%
栃木県35.3%
群馬県40.4%
埼玉県41.6%
千葉県52.1%
東京都47.9%
神奈川県41.9%
新潟県30.5%
富山県38.4%
石川県47.8%
福井県42.7%
山梨県30.4%
長野県33.7%
岐阜県34.3%
静岡県33.9%
愛知県31.6%
三重県31.4%
滋賀県36.8%
京都府40.4%
大阪府28.9%
兵庫県33.7%
奈良県34.1%
和歌山県39.9%
鳥取県40.7%
島根県27.7%
岡山県35.0%
広島県39.5%
山口県28.7%
徳島県39.1%
香川県31.9%
愛媛県36.2%
高知県25.8%
福岡県31.5%
佐賀県32.4%
長崎県32.7%
熊本県26.9%
大分県33.9%
宮崎県37.7%
鹿児島県36.3%
沖縄県29.2%

(注)文部科学省調べ

〔高校〕
「英検準2級程度以上」の力があると思われる生徒の割合
全国平均34.3%
北海道29.1%
青森県35.8%
岩手県34.4%
宮城県29.9%
秋田県35.4%
山形県38.1%
福島県24.6%
茨城県27.2%
栃木県39.6%
群馬県49.4%
埼玉県35.9%
千葉県45.5%
東京都35.9%
神奈川県27.8%
新潟県34.2%
富山県38.4%
石川県40.5%
福井県42.5%
山梨県29.4%
長野県34.4%
岐阜県37.8%
静岡県38.0%
愛知県31.2%
三重県30.4%
滋賀県31.9%
京都府32.1%
大阪府27.0%
兵庫県41.5%
奈良県30.1%
和歌山県22.5%
鳥取県35.0%
島根県31.7%
岡山県35.6%
広島県34.8%
山口県31.4%
徳島県35.5%
香川県30.4%
愛媛県34.0%
高知県25.5%
福岡県38.8%
佐賀県31.0%
長崎県34.5%
熊本県30.1%
大分県38.9%
宮崎県39.0%
鹿児島県28.0%
沖縄県21.8%

(注)文部科学省調べ

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