2019年8月25日(日)

「広告ブロック」利用者、ユーチューブ使えず

2016/3/17 6:30
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VentureBeat

サイトの広告を非表示にするソフト「アドブロックプラス」をユーチューブで使ってはいないだろうか。一部の利用者に対し、広告の代わりに「エラーが発生しました。しばらくたってからもう一度お試しください」というメッセージが表示される事態が起きている。

コンテンツ作成者が利用できるユーチューブスペース(C)YouTube

コンテンツ作成者が利用できるユーチューブスペース(C)YouTube

■原因は特定できず

このエラーメッセージは広告が流れている間だけ表示される。そのため、アドブロックプラスは厳密にはまだ役割を果たしていることになる。だが、広告ブロックの拡張機能は通常は広告のみをブロックし、取り除く。つまり、バナー広告の場合にはウェブページの表示スペースが本来の広さに戻り、動画ではコンテンツがすぐに再生される。アドブロックプラスは何年もの間ユーチューブでの広告排除に成功してきたが、先週のある時点から機能しなくなった。

ベンチャービートが試したところ、この問題は米グーグルのブラウザー(閲覧ソフト)「クローム」でアドブロックプラスをインストールしている場合にだけ発生し、米モジラ財団のブラウザー「ファイアーフォックス」では起きなかった。どのブラウザーでも問題が生じるとの報道もある。この問題は一定のグーグルのアカウントにだけ影響しているように見えるため、エラーを避けるために単にアカウントを変更した利用者もいる。

アドブロックプラスのベン・ウイリアムス事業部長はベンチャービートの取材に対し「問題の原因については調査中だが、現時点ではユーチューブ側に問題があるようだ。迅速な解決を期待したい」と話した。

一方、アドブロックプラスのフォーラムやニュース共有サイト「レディット」では、利用者が一時的な対処方法を見つけている。エラーを避けるには、グーグルの広告表示設定(ログイン時とログアウト時の両方)や興味・関心に基づく広告を表示しないよう設定できる拡張機能のインストール時に、全てのチェックを外す必要がある。

再生しようとするとエラーメッセージが表示される

再生しようとするとエラーメッセージが表示される

これは広告主と広告を避けようとする利用者との長い闘いにおける最新の出来事で、ウェブ上に広告が全くなく、すっきりした使い勝手を求める利用者がいかに多いかを痛感させる。この問題はユーチューブが広告ブロック機能を「ブロック」する策を試した結果なのか、それとも単なるバグ(不具合)なのかは現時点では不明だ。

われわれは12日にこの問題についてユーチューブに問い合わせたが、週末だったためか具体的な説明は聞けなかった。

By Emil Protalinski

(最新テクノロジーを扱う米国のオンラインメディア「ベンチャービート」から転載)

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