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45歳・岡村、好記録V 視覚障害者マラソンでリオ前進

2016/2/26 16:28
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リオデジャネイロ・パラリンピックの視覚障害者マラソン選考レースで、ベテラン選手が存在感をみせた。7日に行われた別府大分毎日マラソンを好タイムで制した45歳の岡村正広(RUNWEB)だ。出場推薦順位は2位となり、リオ切符獲得へ向けて大きな一歩を踏み出した。

別府大分毎日マラソンで優勝してゴールテープを切る岡村

別府大分毎日マラソンで優勝してゴールテープを切る岡村

同大会の優勝候補は、昨年4月のロンドンマラソン視覚障害者部門3位で、出場推薦順位1位を確定させた堀越信司(27、NTT西日本)だった。しかし、主導権を握ったのは岡村。「すごい突っ込んで入った」と本人が認めるほどのハイペースで前半から飛ばし、堀越をスタートからほどなくして置き去りにした。

30キロ以降も一定のペースを崩さず2時間27分24秒で優勝。この記録は堀越がロンドンで出した記録を上回る、世界ランキング3位相当の好記録だった。

リオ・パラリンピックの陸上選手数は、日本選手の実績などを基に、国際パラリンピック委員会から提示され、その枠内でメダル有力候補者らから順番に推薦される。視覚障害者マラソンでは堀越に次いで推薦されることになり、岡村は「リオに自信を持って行ける」と笑顔を見せた。

中学1年で網膜色素変性症を発症し、視野が狭くなったが、2008年の北京パラでは視覚障害選手の伴走者としてマラソンに参加した。その後視力低下が進み、4年前のロンドン大会では自らが出場して4位。一時は引退も考えたが、勤務先の県立千葉盲学校の校庭で練習し続けてきた。

学校では、はり・きゅう・マッサージを教えていることもあり、加齢で疲れがたまりやすくなっても、自らの体にはりをうてる。30回超のマラソン経験に、「体のケアは若い頃の10倍やっている」ことも、今回は奏功した。

6月末、代表選手は正式に発表される。4月で46歳になるベテランは、「より厳しくなってくるが、体のケアに重点を置いて今回につながったことはリオでも生きる。結果を出したい」と悲願のメダルへ向けて意気込んだ。

(摂待卓)

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