「日米冷却」 朝海大使の危機感  60年安保への序曲(54)
特別編集委員・伊奈久喜

2016/1/9 6:30
情報元
日本経済新聞 電子版
保存
共有
その他

日米関係史上、有名な言葉のひとつに「朝海の悪夢」がある。

朝海浩一郎駐米大使が在任中、日本にとって最大の外交的悪夢は何かと聞かれ、日本があずかり知らぬ間に米中が頭越しに手を握ることと答え、それが1971年夏のニクソンショックで現実になった話である。

■「とりかえしのつかない情勢」も

1957年5月14日の朝海発言はそれとは違う。が、近くワシントンに赴任する朝海の日米協会での講演は、悪夢に匹敵する危…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

関連キーワード

電子版トップ



[PR]