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ザッカーバーグ氏が反論、「寄付は節税ではない」

VentureBeat

交流サイト(SNS)最大手である米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が娘の誕生を報告し、妻のプリシラ・チャン氏とともに子どもの平等のために新設した団体「チャン・ザッカーバーグ・イニシアチブ」に全財産を投じる意向を明らかにした。それから数日後、今度はこれについて弁明した。マスコミの間で団体への注目が集まるなか、誤解を解き、自分の考えを説明しようとしたのだ。

税制面でのメリットはなし

ザッカーバーグ氏はフェイスブックへの投稿で、この団体を有限責任会社(LLC)にした理由について「NPOへの資金の提供や私的な投資、政策論議への参加によって使命を果たせるからだ。どの場合も大いに支援を必要とする分野にプラスの影響をもたらすのが目標だ」と語った。こうした投資で生じた正味の利益は全て使命を支えるために使われるという。

この団体はLLCであるため、ザッカーバーグ氏とチャン氏が保有するフェイスブック株の99%を移し始めても税の優遇は受けられない。だが、ザッカーバーグ氏は「(LLCの方が)使命をより効果的に実行する柔軟性を得られる」と主張。さらに「従来型の財団に株式を移せば直ちに税の優遇を受けられるが、LLCでは受けられない。この会社が保有株を売却すれば、われわれは他の人と同じようにキャピタルゲイン(株式譲渡益)税を支払う」と説明した。

ザッカーバーグ氏が取り繕ったと思うのなら、考え直してほしい。ザッカーバーグ氏はフェイスブックに今回投稿したコメントで繰り返し攻撃されたからだ。自分自身への寄付ではないかなどという一部の誤解に対処するために時間を割き、チャン・ザッカーバーグ・イニシアチブに資金を移すこと自体は寄付ではなく、むしろ他のプログラムや取り組みに寄付をする仕組みだと述べた。

このイニシアチブは節税対策だとの意見に対しては「それは違う。チャン・ザッカーバーグ・イニシアチブがわれわれのフェイスブック株を売却すれば、われわれは他のみんなと同じように税金を支払う」と反論している。

By Ken Yeung

(最新テクノロジーを扱う米国のオンライン・メディア「ベンチャー・ビート」から転載)

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