2019年8月21日(水)

半数の人がショールーミングを実行 米調査で判明

2015/12/4 6:30
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VentureBeat

「18歳以上の買い物客の約半数が、実店舗で買い物しながら携帯機器で商品について調べている」――。こんな姿が、米インタラクティブ広告協議会(IAB)が実施した新たな調査で明らかになった。

■最後の購入はネットで

(C)Antonio Guillem/Shutterstock

(C)Antonio Guillem/Shutterstock

この習慣は「ショールーミング」と呼ばれ、若い消費者の間で特に人気がある。ショールーミングについて、IABは「商品を購入する前に、小売店にいながら携帯機器で価格を比較すること」と定義している。

今回の調査では、買い物客は通常は店舗で携帯機器を使って商品について調べた上で、結局は実店舗で商品を購入することが明らかになった。ただし、携帯で調べ始めたのとは違う店で購入する場合もよくある。次に多いのは、店を出た後に携帯電話かパソコンを使って他の店のウェブサイトでその商品を購入するシナリオだ。

携帯機器で商品の価格を比較した後、どこで購入したか(米18歳以上に調査)

携帯機器で商品の価格を比較した後、どこで購入したか(米18歳以上に調査)

一方、18~34歳の「ミレニアル世代」の行動は他の年齢層と異なる。調査では、この年齢層の買い物客の3分の2以上はショールーミングを行い、その商品を他の店で購入する割合も他の年齢層よりも高いことが明らかになった。それに対し、ミレニアル世代よりも上の世代の消費者は携帯機器で価格をチェックした後に、同じ店で商品を購入することが多い。

携帯機器で商品の価格を比較した後、どこで購入したか(米18~34歳に調査)

携帯機器で商品の価格を比較した後、どこで購入したか(米18~34歳に調査)

IABの調査では、携帯機器で買い物する消費者の間により普遍的な行動パターンがいくつかあることも確認された。

■スマホやタブレットで買うのが当たり前

リポートによると、スマートフォン(スマホ)で買い物すると答えたミレニアル世代は43%で、他の年齢層よりも高い。他の年齢層ではまだスマホ(28%)よりもタブレット(多機能携帯端末、35%)で買い物する人の方が多い。

IABの携帯・動画部門でバイスプレジデント兼ゼネラル・マネージャーを務めるアナ・ベイガー氏は「年末商戦が本格化しているため、消費者はプレゼント購入過程の始めから終わりまでスマホやタブレットの方を向いている」と語った。

同氏はさらに「このリポートはデジタル機器を使った買い物の仕方の世代による違いに焦点を当てている。ブランドマーケティング担当者の戦略で考慮すべき重要な差だ」と話した。

IABによると、今回の結果は2015年10月に実施したオンライン調査で7276人から得た回答と、別の年次調査での1万6228人による回答に基づいている。

By Mark Sullivan

(最新テクノロジーを扱う米国のオンライン・メディア「ベンチャー・ビート」から転載)

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