2019年1月19日(土)

「新宿南口」大改造 現場潜入、巨大交通ターミナル

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2015/12/25 6:30
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日経コンストラクション

 国土交通省がJR新宿駅のホーム上部で整備を進めている「新宿南口交通ターミナル」。新宿駅周辺に点在する高速バスの発着所を集約するとともに、タクシー乗降場や駅施設、歩行者広場を新たに整備。各種交通機関との乗り換えを容易にする狙いがある。2016年春の完成を目指している。

JR新宿駅南口を出て、国道20号(甲州街道)を挟んだ場所で、「新宿南口交通ターミナル」の整備が進む。2015年11月4日、現場見学会を報道機関向けに開催した(写真:日経コンストラクション)

JR新宿駅南口を出て、国道20号(甲州街道)を挟んだ場所で、「新宿南口交通ターミナル」の整備が進む。2015年11月4日、現場見学会を報道機関向けに開催した(写真:日経コンストラクション)

新宿南口交通ターミナルは、3つの階層で構成されている。国道20号(甲州街道)と接し、JR新宿駅の改札や歩行者広場を設ける2階部分と、タクシー乗降場を設ける3階部分、高速バスの乗降場や待合施設を設ける4階部分だ。JR新宿駅ホームの上部で、駅施設を持つ2階部分の面積は、約1.47ha(ヘクタール)に及ぶ。

完成予想図(資料:国土交通省東京国道事務所)

完成予想図(資料:国土交通省東京国道事務所)

■分散施設を集約

新宿駅周辺では、高速バスの発着場が広域に分散している。駅から遠い発着場も存在し、各種交通機関との乗り換えの面で利便性が良いとは言い難かった。

新設する交通ターミナルではこれらを集約。国内で最高となる15バース(荷物の積み下ろしを行ったり停泊したりする場所)を擁する高速バスターミナルとなる見込みだ。1日当たりの高速バスの発着便数は1625に達する見通しで、こちらも国内最多になるとみられている。

高速バスの乗降施設の完成イメージ(資料:国土交通省東京国道事務所)

高速バスの乗降施設の完成イメージ(資料:国土交通省東京国道事務所)

新宿南口交通ターミナルの4階部分の状況。4階には高速バスに乗降できる12バースとバス11台が待機できるスペースを構築する。さらに、屋上緑化も図る(写真:日経コンストラクション)

新宿南口交通ターミナルの4階部分の状況。4階には高速バスに乗降できる12バースとバス11台が待機できるスペースを構築する。さらに、屋上緑化も図る(写真:日経コンストラクション)

数多くのバスやタクシーが出入りする施設が新たに完成するので、そのアクセス箇所での渋滞や安全対策などへの懸念がある。国交省では、そのための複数の対策を講じている。一つは、国道20号と新宿南口交通ターミナルとのアクセス部分における道路施設整備だ。

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