2019年9月18日(水)

「傾斜配分」で評価決まる?忘年会はこう乗り切れ 

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2015/11/5 6:30
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もうすぐ忘年会シーズン。学生時代のように騒いで楽しめばよいというわけにはいかない。飲み会の幹事や宴会での余興といえば必ず新人に白羽の矢が立つ。うまくこなせば仕事での遅れを挽回できるチャンスでもある。先輩社会人に聞いてみた。

■出し物は「踊り」「上司いじり」

忘年会。幹事や余興では新入社員に白羽の矢が立つ

忘年会。幹事や余興では新入社員に白羽の矢が立つ

「忘年会といえば宴会芸」と言われたが、今どき芸を強制する会社なんてあるのだろうか。商社入社7年目の男性(29)は「定時を過ぎると社内の会議室でいろいろな部署の新人が出し物の練習をしている風景が見られます」と話す。

「宴会の出し物で評判がよかったのは部員への『いじり』。部の何人かの男性社員の顔をカメラで撮り、街で『誰がかっこいいと思いますか』と街頭インタビュー。そこで誰が1位だったのかをクイズ形式にして出すのです。上長を混ぜたりすると盛り上がりますよ」

取材中の動画も撮影し、答えを発表する時に流すという手の込んだ演出だ。制作した新入社員は「クオリティーが高い」と上司に褒められたという。

「もう一つの定番は踊りでしょう。3年ほど前までは全員がAKB48でしたね。女性はもちろん、男性も女装します」

まるでテレビ番組の企画を考えるディレクターのよう。ただでさえ忙しい商社マンに練習する時間はあるのか。「午後10時過ぎまで仕事をしたあげくにハードな練習があることに不満も覚えることもありました。準備をしない同期に対して必ず不満が出て、その同期の仲は悪くなります。先輩たちは幹事業務だけで人物の評価をするわけではありませんが、たいてい幹事をきっちりやれる人間は仕事もできる人ですよ」。デキるビジネスパーソンの第一歩は宴会芸なのか。覚悟しなくてはならない。

■カードの限度額超える

「お金を回収できなくて赤字になったこともあります」

こう訴えるのは大手保険会社入社3年目の男性(25)だ。飲み会幹事にとって、会費の管理は最も大事な業務と言っても過言ではない。1人当たり5000円だとしても20人ともなれば10万円。「多いときは20万円になったこともある」という。

彼の場合はその場で自分のクレジットカードで払い、全員分の飲食代を立て替える。その2~3日後に部員に呼びかけてお金を回収する。回収するときに「『もう払ったでしょ』ととぼける上司や同期もいる」。お金は現金でもらうので、すぐに自分の口座に振り込んでカードの請求に耐えた。それでも立て替えが続いて「クレジットカードの限度額が超え、使えなくなった」ことも。結局そのときは先輩に払ってもらった。

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