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代表チーム、常に注目される存在に 日本ラグビー
W杯、NZが2連覇

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2015/11/1 10:00
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ニュージーランドの史上初の2連覇で幕を閉じたラグビーワールドカップ(W杯)イングランド大会。次回2019年大会は日本がホスト国となる。「ラグビー史上、最大の衝撃」と称される対南アフリカ戦の大金星以降、日本ラグビーへの見方は国内外問わず、がらりと変わった。この「熱」を4年後まで冷まさずに引き継いでいくには、代表チームが常に注目される日本ラグビーを築く必要がある。

選手、監督として日本代表を経験した名センター、平尾誠二さんに取材した際、こんな話を聞いたことがある。「ラグビー人生で一番しんどかった練習? 伏見工業でも同志社大でもなく、宿沢ジャパンの時ですね」。登山中に命を落とした今は亡き宿沢広朗さんは、1991年大会でジャパンの監督を務めた。代表選手に容赦なく過酷な練習を課し、とにかくスタミナの向上に努めた。大会の2年前にはスコットランド代表に勝利。宿沢さんは戦前から「スコットランドには勝てると思います」と公言していた。本大会でもジンバブエから貴重な1勝を挙げた。

南アフリカ戦での大金星以降、日本ラグビーへの見方はがらりと変わった(9月19日、英国南部ブライトン)=共同

南アフリカ戦での大金星以降、日本ラグビーへの見方はがらりと変わった(9月19日、英国南部ブライトン)=共同

■ジョーンズ氏と宿沢さんの共通点

1日で退任の日本代表監督、エディー・ジョーンズ氏と宿沢さんは共通点が多いように感じる。ジョーンズ氏も勤勉な日本人の特性に着目し、フィットネスを鍛え上げた。W杯前にウェールズとイタリアという欧州の強豪を撃破。W杯の目標についても「ベスト8進出」と言い続けた。

振り返れば、宿沢ジャパン以降、エディー・ジャパンになるまで、日本のラグビー界で代表チームが注目されることはほとんどなかったように思える。95年大会のNZ戦での17-145という屈辱的な大敗もあり、いつしか「日本代表に期待しても……」という空気が広まっていった。観客席は代表の試合ではガラガラ。一方、大学の人気カードや高校のいわゆる「花園」大会では満席に。球技では頂点であるはずの代表チームが注目されないという奇異な状況が久しく続いた。

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