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五郎丸がトップ ラグビー日本「応援したい選手」

18日開幕のラグビー・ワールドカップ(W杯)イングランド大会に出場する日本代表について、スポーツ専門の市場調査会社レピュコムジャパンが全国の人に「応援したい選手」を聞いたところ、首位はFB五郎丸歩(ヤマハ発動機)だった。

日本史上最多の代表戦通算661得点を挙げている五郎丸=共同

五郎丸は2012年のジョーンズ・ヘッドコーチ就任後、不動の先発の座を守り続けている。代表戦通算661得点は日本史上最多。早大時代に大学日本一に3度輝くなど、ラグビーファンの間では昔から注目度が高かったが、最近はテレビ出演も増加。今回のメンバーの中では屈指の知名度を持つ。

2位の藤田慶和(早大)、3位の福岡堅樹(筑波大)と、大学生のウイング2人も上位に入った。藤田は積極的なランと運動量、福岡はチーム随一のスピードと密集戦の技術と持ち味は違うが、19年W杯日本大会でもそろって主力になりそうな2人に期待が集まる。

4位は37歳のロック大野均(東芝)。07、11年のW杯にも出場しており、日本代表戦の出場試合数94は歴代最多。3度目の大会でも出番があれば、日本人最年長記録も更新する。

5位は主将でフランカーのリーチ・マイケル(東芝)。ニュージーランド出身だが、札幌山の手高、東海大で力を磨いた「日本育ち」だ。今年は南半球最高峰リーグのチーフス(ニュージーランド)でレギュラーの座をつかんだ。本番でも豊富な経験と高い運動能力を生かし、獅子奮迅の働きが期待される。

大野は3度目となるW杯で出番があれば、日本人最年長出場記録を更新する=共同

日本は19日にW杯の1次リーグ初戦で南アフリカと対戦。スコットランド、サモア、米国と順に当たる。1次リーグで3勝を挙げて初の決勝トーナメントに進むことを目標にしている。

レピュコムはラグビーのスポンサーを務める企業についても調査。女子を含めた日本代表のスポンサーとして知っている企業を尋ねたところ、トヨタ自動車、東芝、コカ・コーラという社会人トップリーグにチームを持つ3社が上位に入った。アディダス、日本航空、大正製薬がそれに続いた。

W杯イングランド大会のスポンサーの認知度は1位コカ・コーラ、2位キヤノン、3位東芝だった。大会最上位スポンサーのハイネケン、ジャガー・ランドローバー、ソシエテ・ジェネラル、DHL、エミレーツ航空、マスターカードという6社を抑え、こちらも契約上は第2カテゴリーのトップリーグ企業3社が上位を占めた。9月1日に契約を発表した富士通は調査対象に入っていない。

調査は6月、レピュコムがインターネット上で全国の約1000人を対象に、全ての設問に複数回答可能の方式で実施した。

ただ、3つの設問全てで最も多かったのは「良く分からない」という回答。日本のラグビー界にとっては日本代表やW杯の認知度アップが課題といえる。

19年W杯についても聞いたところ、日本で開催されることを「知っていた」と答えた人は16%、「聞いたことがある気がする」も12%にとどまった。観戦の意向についての質問でも、「スタジアムで見たい」「やや見たい」と答えた人が12%、「テレビで見たい」「やや見たい」とした人が16%だった。

7月半ば、メーン会場に予定されていた新国立競技場の建築計画見直しで、同競技場がW杯に間に合わないことが決定。大きく報じられたためにW杯の日本開催を知った人は増えたが、「見に行きたい」という機運はまだ乏しいとみられる。

レピュコムジャパンの秦英之社長は「イングランド大会という機会をうまく使って大会の認知度を高めるとともに、人々が共感できるストーリーをいかにつくって興味を持ってもらえるかがカギになる。日本代表の戦いだけではなく、世界最高峰の技術や魅力が見られる舞台が日本にやってくるということを伝えたい」と話している。

(谷口誠)

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