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女子ツアー「おババ会」 ベテラン勢が盛り上げる
ゴルフライター 月橋文美

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2015/8/6 6:30
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若手台頭が著しい中、今季の国内女子ツアーをゆるりと盛り上げているのはベテラン選手たち。38歳の大山志保は全米女子オープンでも優勝争いに絡み、41歳の表純子は最多連続出場記録を更新中。茂木宏美(38)、佐藤靖子(36)らも前半戦の優勝戦線をにぎわした。彼女たちは女子ゴルフ界の「レジェンド予備軍」だ――。

入会資格「35歳以上のツアーメンバー」

女子ツアーには「おババ会」なる集合体(?)がある。入会資格は「35歳以上のツアーメンバー」だ。2012年の6月、当時38歳だった表が藤野オリエ、茂木と3人で食事した際「自分たちベテラン選手も頑張っているところを見せたい。たまには"おババ"たちみんなで集まる場があってもいいかなと思って」と音頭をとり、会を発足させたという。

1990年代までは、国内女子ツアーの中心は30代の選手たちだった。しかし、21世紀に入り、ジュニアゴルフ出身選手たちがデビュー直後から次々に活躍する風潮となり、いまや賞金ランキングシード選手の平均年齢は27歳。50人の中に30歳以上は13人しかいない。さらに35歳を超えているのは、最年長の表に加え、姜秀衍(カン・スーヨン、39)、大山、李知姫(36)の4人だけだ。「ひと昔前までは、おばさんプロが若手カワイコちゃんプロを嫁いびりのようにいじめてる、なんて言われてましたけど、今はそんな噂も上がらないぐらい、おばさんプロが少なくなっちゃって。若い子たちの片隅で小さくなってますよ」とは、数年前に聞いたベテラン選手の声。その真偽のほどはさておき、確かにツアー内の勢力図は若手中心へと変化しているようだ。

永久シードの不動含め年2~3度親睦会

だからこそ、の「おババ会」。現役永久シード選手の不動裕理(38)、2013年公式戦・ワールドレディース・サロンパスカップ優勝で16年まで3年間の特別シードを持つ茂木を加え、さらにQT(最終予選会)ランキング上位で今季ツアーの出場権を得ている佐藤靖、鬼沢信子(45)、福嶋浩子(37)、斉藤裕子(47)、山本薫里(41)らを中心に、年に2~3度の親睦食事会が催されているという。

今季の会長は、最年長の斉藤。副会長が鬼沢で、表が幹事長、書記会計を茂木が務めているとか。3月の第2戦・ヨコハマタイヤ・プロギア・レディースで「姜秀衍とともに初の国際会員」(表)である李知姫が優勝、その祝勝会も兼ねて第4戦会場付近の宮崎市内で15年度第1回集会が行われた。主役の李に斉藤、鬼沢、表、山本、茂木、福嶋浩、佐藤靖が出席、楽しいひとときを過ごしたという。

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