2018年8月20日(月)

東京の水でつくる東京の酒 都心の酒蔵

2015/7/25 6:41
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 東京23区内には2つの酒蔵がある。ひとつは東京都港区の若松屋で、いわゆる「どぶろく」を水道水で造っている。杜氏(とうじ)によると、東京の水道水は良質で酒造りに適しているという。斉藤俊一社長は「東京で作られている東京のお土産は実は少ない。メードイン東京の土産として、芝の地酒を売り込んでいきたい」と2020年東京五輪に向けて海外からの客を見込む。

 もうひとつは、北区の小山酒造。明治時代創業の老舗、秩父を源流とする地下水をくみ上げて使用している。この場所に湧く水の成分が、小山酒造の酒をすっきりとした味わいにしているという。「関東の濃い味に合うようにした、ここでしか造れないお酒です」と小山久理常務は東京の地酒であることを強調する。

 都会でのものづくりはコストもかかるが、消費地が近いというメリットもある。メードイン東京にこだわる2つの酒蔵を訪ねた。(映像報道部 斎藤一美)

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