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東京五輪で輝け 10代エース候補の「5年後の自分」

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2015/7/24 6:30
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2020年東京五輪の開幕まで24日でちょうど5年。多くの選手が活躍を夢見る晴れ舞台は、すでに国内外で力を示している若きアスリートにとって現実的な目標だ。各競技の10代のエース候補たちが固める決意、それぞれに思い描く「5年後の自分」とは――。

柔道・阿部一二三(17)――鮮烈な切れ味の「一本」

「五輪柔道4連覇」の夢に向かって練習に励む阿部

「五輪柔道4連覇」の夢に向かって練習に励む阿部

五輪3連覇の野村忠宏にあこがれる高校3年生は、すでに柔道界のトップ戦線に身を置く。勝ち気な目に勝負師の気質をみなぎらせて、男子66キロ級の17歳、阿部一二三(ひふみ、兵庫・神港学園)はいう。「指導(反則)の差で負けるのはすごく嫌。やるか、やられるかの勝負をしようといつも考えている」

昨年は南京ユース五輪金メダルをステップにシニアの大会に進み、講道館杯で史上最年少優勝を達成。初の国際大会となったグランドスラム東京大会では世界選手権3連覇中の海老沼匡(パーク24)を破って優勝を遂げた。

特筆すべきは高校生離れしたパワーだ。瞬時に懐へ潜り込む担ぎ技、相手をなぎ倒す足技ともに思い切りがよく、「一発の威力はシニアでも通じる。接近戦でも勝負できるようになってきた」。鮮烈な切れ味の「一本」はスター性十分だ。

4月の全日本選抜体重別選手権準決勝で高市賢悟(東海大)に抑え込みで敗れ、世界選手権(8月、カザフスタン)代表入りを逃した。ただ、本人には壁にぶつかったという意識はさほどない。「自分に足りないところを鍛えて、課題をクリアしていっているので」。敗戦こそ成長の種。高市戦の負けを機に取り組み始めた寝技にも徐々に手応えを感じている。

リオデジャネイロを皮切りに前人未到の五輪柔道4連覇を成し遂げるという壮大な夢がある。もちろん、その途上に22歳で迎える東京五輪は特別な舞台だ。

「たくさんの人が見ている中で優勝できたら、すごく気持ちいいと思う。自分の一番いい技で一本を取って優勝したい。阿部一二三という柔道家を一人でも多くの人に見てもらいたいので」。優勝という結果だけでなく、内容でも最強を証明する。自信があるからこその強気な金メダル宣言だ。

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