2019年1月17日(木)

ついに「7」が正統進化 Windows10直前レビュー
フリーライター 竹内 亮介

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2015/7/25 3:30
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マイクロソフトは7月29日、同社の基本ソフト(OS)である「ウィンドウズ」シリーズの最新版「ウィンドウズ10」へのアップグレードを開始する。注目したいのがアップグレードの無償化だ。2009年に発売された「ウィンドウズ7」や、2013年に発売された「ウィンドウズ8.1」からなら、1年間に限り無料でアップデートできるようにした。

スタートメニューが復活し、デスクトップですべての作業が行えるようになったウィンドウズ10

スタートメニューが復活し、デスクトップですべての作業が行えるようになったウィンドウズ10

「ウィンドウズ8」や同8.1は、ウィンドウズの大きな特徴の一つである「スタートメニュー」が無かったが、10で復活した。8や8.1のユーザーインターフェースに違和感を感じ、アップグレードせずにウィンドウズ7を使い続けてきたユーザーも少なくない。そうした7ユーザーにしてみれば、ようやく訪れた最新OSに移行するチャンスといえる。期待と不安で半々といったところだろう。そこで今回は、7をずっと利用し続けてきたユーザーに向け、10とはどういったものなのか、8や8.1よりもスムーズに移行できるのかを検証した。

■7が動作するなら10も問題なく動作する

誤解が無いように説明しておくと、全ての7および8.1ユーザーが7月29日からアップグレードできるわけではない。10の「開発版」をテストできる「インサイダープレビュープログラム」に参加済みのユーザーが対象だ。当該プログラムに参加していないユーザーは、別途案内がある「ウィンドウズ10へのアップグレード予約」を行うと、アップデート用ファイルが入手できる仕組みだ。

7月29日にダウンロードできるのはインサイダープレビューのユーザーだ

7月29日にダウンロードできるのはインサイダープレビューのユーザーだ

なにしろウィンドウズのユーザーは非常に多い。段階を踏んで「ファイルをダウンロードするユーザー」を整理しないと、サーバーに負荷がかかりすぎてダウンロードサービスが応答不能になったりダウンロードに時間がかかったりする恐れがある。一般の7/8.1ユーザーがアップデート用ファイルをダウンロードできるのは、最速でも7月30日以降になりそうだ。有償のパッケージ版も間をおかずに発売するとのことだが、手に入るのは8月に入ってからになるだろう。

なお、10がプリインストールされたメーカー製パソコンは、一部の先行モデルを除き、9月または10月から本格出荷がスタートする。今回、完成版にきわめて近い最新バージョン「ビルド10240」の公開日時が、米国時間の7月15日とかなり遅かった。パソコンメーカーは、完成版を使って最終的な検証作業を実施するため、搭載パソコンの発売が9月以降にずれ込んだわけだ。

アップグレードする前に気になるのが、「自分のパソコンで10が動作するかどうか」だろう。この点については、おおむね心配しなくてよさそうだ。マイクロソフトは、そのOSが利用できるハードウエアやソフトウエアを示した「システム要件」を公開している。確認したところ、7と8/8.1、10の4種類のOSのシステム要件は基本的に同一だ。つまり、7が快適に動作しているパソコンなら、10も快適に動作する。

タスクトレイに表示されているウィンドウズマークをクリックすると、10のダウンロード予約が行える

タスクトレイに表示されているウィンドウズマークをクリックすると、10のダウンロード予約が行える

また、10のダウンロード予約をする際に、それぞれのパソコンのハードウエアやソフトウエアが10に対応しているかどうかを自動的にチェックしてくれる。未対応のハード/ソフトがあるとリストアップして表示する。なにもリストアップされなければ、そのままアップデートしても大丈夫だ。リストアップされた場合は、ハードおよびソフトメーカーから、10用のアップデートファイルが提供されるのを待つとよい。

筆者は、インサイダープレビュープログラムを通じて、10の開発版を試してきたが、7で使ってきたソフトウエアは、おおむねそのまま動く印象だ。

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