2019年1月20日(日)

みずほ銀が「Pepper入行式」、5店舗で効果を検証

2015/7/18付
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ITpro

Pepper入行式の様子。左はみずほフィナンシャルグループ 執行役専務 個人ユニット長の齊藤哲彦氏、右はソフトバンクロボティクス 取締役 プロダクト本部長の蓮実一隆氏

Pepper入行式の様子。左はみずほフィナンシャルグループ 執行役専務 個人ユニット長の齊藤哲彦氏、右はソフトバンクロボティクス 取締役 プロダクト本部長の蓮実一隆氏

みずほ銀行は2015年7月17日、ソフトバンクロボティクスと仏アルデバランロボティクスが共同開発した人型ロボット「Pepper」の店舗導入を始めた。導入第1号となる東京中央支店で「Pepper入行式」を開催した。

みずほ銀行は2015年3月19日に、7月から一部店舗でPepperの接客用途での試行開始を発表済み。東京中央支店を皮切りに、銀座中央支店、玉川支店、調布支店、横浜駅前支店の合計5店舗に順次導入していく。

5店舗で導入効果を検証し、問題がなければ2016年から導入店舗を拡大していくという。みずほフィナンシャルグループ 執行役専務 個人ユニット長の齊藤哲彦氏は、「本格導入を視野に入れ、Pepperを店舗に導入するのは銀行としては世界初の試み」と話す。導入費用については効果検証段階のため非公開としたが、「現時点では投資額に見合う効果が見込めている」(齊藤氏)とのことだ。

齊藤氏は「Pepperは銀行員による対面の良さと、インターネットによる非対面の良さを併せ持つ」と語る。Pepperの導入により「銀行員には相談しづらいことも気軽に聞ける。これまで店舗に足を運んでくれなかった顧客を呼び込みたい」(齊藤氏)と期待を込めた。

Pepperには同行専用のアプリを搭載し、金融関連情報や待ち時間を楽しめるサービスを提供する。7月試行時点では、Pepperが金融知識を落語調で紹介したり、質問形式でお薦めの保険商品を紹介したりするなど5つのサービスを用意した。

Pepper活用の第2段階として、人工知能を備えたIBMの質問応答システム「Watson」などを使い、コンサルティングロボットとしての展開も検討している。時期は未定としながらも「2020年の東京オリンピック・パラリンピックには、日本の銀行の先進性を世界に見せたい」(齊藤氏)と訴えた。

(日経コンピュータ 井原敏宏)

[ITpro 2015年7月17日掲載]

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