2019年4月26日(金)

シード、「スマートコンタクトレンズ」の国内認証取得

2015/7/17付
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日経デジタルヘルス

「トリガーフィッシュ」システムのセンサー部分コンタクトレンズ

「トリガーフィッシュ」システムのセンサー部分コンタクトレンズ

シードは、24時間の眼圧傾向を観察できる「医療用スマートコンタクトレンズ」の国内認証を2015年7月1日付で取得したと発表した。スイスの医療機器メーカーであるSENSIMEDが製造する24時間角膜曲率変動モニター機器「トリガーフィッシュ」システムで、第3者認証機関により「クラス2」(管理医療機器)の認証を得た。

トリガーフィッシュシステムは、コンタクトレンズに内蔵されたセンサーで、眼球内圧力の変化から誘発される角膜曲率の動きを24時間観察できる。センサー部分のコンタクトレンズの他に、アンテナとデータケーブル、レコーダーで構成される受信機を利用する。

日本における失明原因の第1位は「緑内障」となっており、緑内障の有病率は年齢とともに増加していくことが知られている。そのため、少子高齢化にともなったさらなる患者数の増加が予想される。

緑内障の診療には、通常生活での眼圧の日内変動の把握が大変有用となる。そのためシードは、24時間自動モニターによるパターン観察が可能なトリガーフィッシュシステムを有用な診療ツールと判断し、今回の認証取得に至った。

「トリガーフィッシュ」システムの受信機の構成品。左からアンテナ(右用/左用)、データケーブル、レコーダー(本体)

「トリガーフィッシュ」システムの受信機の構成品。左からアンテナ(右用/左用)、データケーブル、レコーダー(本体)

■2015年秋からの国内販売を目指す

また、緑内障の診療には夜間・深夜帯の眼圧測定が必要な場合もあるため、患者と医療関係者の双方に大きな負担がかかる。24時間自動的にモニターが可能なトリガーフィッシュシステムは、その負担軽減にも期待される。

欧州を中心にした30カ国以上の医療現場で、トリガーフィッシュシステムは既に導入されている。シードは、2015年秋からの国内販売を目指して販売体制の準備を整えるとともに、臨床データを蓄積させて緑内障分野での有効活用を推進する。

(スプール 近藤寿成)

[日経テクノロジーオンライン 2015年7月16日掲載]

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