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圏央道埼玉区間が15年11月末までに開通へ

日経コンストラクション
黄緑色の区間は事業中で、そのほかの区間は開通済み。国土交通省関東地方整備局の資料に日経コンストラクションが加筆

首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の埼玉区間で未開通だった桶川北本インターチェンジ(IC、埼玉県桶川市)─白岡菖蒲IC(同久喜市)間が、2015年11月末までに開通する。国土交通省関東地方整備局と東日本高速道路会社は15年7月9日、沿線に生息するオオタカの影響で止まっていた工事の再開が決まり、開通の見通しが立ったことから、従来よりも具体的な開通予定時期を発表した。

オオタカは、環境省が「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」(種の保存法)で国内希少野生動植物種に指定した猛きん類の一種。近年は生息数が増加傾向にあり、環境省は希少種指定の解除を検討しているが、自然保護団体の反発も根強く、実現していない。

圏央道埼玉区間の沿線ではオオタカの生息地が7カ所見付かり、関東地方整備局大宮国道事務所は2002年から有識者の委員会や会議を設置して、保護対策に取り組んできた。

桶川北本IC─白岡菖蒲IC間は延長10.8km。大宮国道事務所と東日本高速さいたま工事事務所は同区間のうち、沿線でオオタカの巣作りが進むエリアで15年3月9日から工事を中断。その後、ひなは巣立ち、オオタカが工事に対して敏感になる時期は過ぎたと判断して、7月10日に再開に踏み切った。

同区間の開通で東北自動車道久喜白岡ジャンクション(JCT)と関越自動車道鶴ヶ島JCTが接続される。東北道、関越道、中央自動車道、東名高速道路を結ぶ新たな連絡ルートが実現することになる。

圏央道ではこのほか、神奈川区間の釜利谷JCT─藤沢IC間が2020年度に、茨城区間の境古河IC─つくば中央IC間が早ければ今年度内に開通する予定。千葉区間の大栄IC─松尾横芝IC間の開通予定時期は、まだ決まっていない。

(日経コンストラクション 安藤剛)

[ケンプラッツ 2015年7月15日掲載]

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