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ウィンブルドン、またも台頭阻まれた「錦織世代」

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2015/7/17 6:30
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テニスのウィンブルドン選手権に今年は10代男子選手が5人も出場した。錦織圭(25、日清食品)が初出場した2008年以来という。ただ、7年前の10代選手のうち、現在世界トップ20にいるのは錦織とマリン・チリッチ(クロアチア)だけ。昨年のウィンブルドンはロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、アンディ・マリー(英国)の「ビッグ4」時代の終わりの始まりか?とささやかれる中でジョコビッチが優勝し、今年もフェデラーとの決勝を制して連覇を果たした。若い世代にとって、台頭するのがなかなか厳しい時代である。

バブリンカの全豪優勝、若手の刺激に

ウィンブルドンは全仏オープンとともに、意外な人が上位に顔を出すことがある大会だ。コートが芝とクレーで特徴があるから、そこにプレーがピタっとはまると快進撃が起きやすいのか。

ウィンブルドンの女子は13年ザビーネ・リシキ(ドイツ)、14年ウージニー・ブシャール(カナダ)、今年のガルビネ・ムグルサ(スペイン)と1989~94年生まれの選手が3年続けて決勝に進出した。残念ながら、リシキもブシャールも今のところ「一発屋」で終わっている。男子も昨年はミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、グリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)と90年代生まれがベスト4入りして色めき立ったが、今年は2人とも3回戦で負けてしまった。

昨年は03年以来11年ぶりに、ビッグ4以外の選手が四大大会で2勝した。1月の全豪オープンでのスタン・バブリンカ(スイス)の優勝に、錦織は「道が開けたような気がした」とコメント。若手にはよほど強烈な刺激だったようで、四大大会の残り3つで計5人も23~26歳の「錦織世代」がベスト4入りした。うち3人は08年の10代ウィンブルドン出場組だ。

05年以降、ビッグ4が四大大会38回V

全米オープンでは錦織とチリッチがそれぞれビッグ4選手を破り、05年全豪以来のビッグ4がいない四大大会決勝となった。チリッチは09年全米優勝のフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)に続く、08年10代ウィンブルドン組の四大大会覇者となった。

しかし15年は一転、ベテランが頑張っている。ここまで四大大会ベスト4はすべてビッグ4か、その同世代選手が占める。優勝者もジョコビッチ、バブリンカ、ジョコビッチと代わり映えがしない。

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