2019年5月25日(土)

Q1世界スマホ市場、アップルは利益シェアで92%

2015/7/14付
保存
共有
印刷
その他

ITpro

米Apple(アップル)が2015年第1四半期(1~3月)にiPhoneを販売したことで得た営業利益は、同じ期間の業界全体の営業利益の92%を占めた。こうしたアナリストの推計を米ウォール・ストリート・ジャーナルなどの海外メディアが現地時間2015年7月12日に報じた。

iPhone(出所:AppleのWebサイト)

iPhone(出所:AppleのWebサイト)

これは、上位8社のスマートフォンメーカーの営業利益をカナダの投資銀行Canaccord Genuityが調査したもの。同行のマネージングディレクター、Mike Walkley氏によると、Appleの営業利益シェアは前年同期の65%から大きく上昇した。iPhoneの世界スマートフォン市場における販売台数シェアが20%に満たないことを考えると、92%という数値は驚くべきものだとウォール・ストリート・ジャーナルは伝えている。

Canaccord Genuityの調査は、中国Xiaomi(小米科技)やインドのMicromax Informaticsといった非上場メーカーの数値を含んでいない。だが、これらメーカーに利益があったとしても、業界全体の利益状況に変化を及ぼすような規模ではないとWalkley氏は推測している。同氏によると、多くのメーカーは収支とんとん、あるいは採算割れといった状況で、スマートフォンを販売することによる直接的な恩恵を受けていない。そうした中、各社はアプリやアクセサリー製品など、スマートフォン以外の商品で利益を出そうとしている。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、iPhoneの強みはその販売価格にあると報じている。2014年におけるiPhoneの世界平均販売価格は624ドルだった。これに対しAndroid搭載機の平均販売価格は185ドル。一方、iPhoneの平均販売価格は2015年第1四半期に659ドルに上昇したにもかかわらず、その販売台数は前年同期から40%増えた。

[ITpro 2015年7月13日掲載]

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報