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全米オープン、タフすぎて…歯が立たなかった日本勢

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2015/6/27 6:30
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男子ゴルフの第115回全米オープン選手権は、21歳のジョーダン・スピース(米国)が4月のマスターズ・トーナメントに続いてメジャー2連勝を果たして閉幕した。5人が出場した日本勢は、松山英樹のみが決勝ラウンドに進出(18位)。米ツアーを主戦場にする石川遼に加え、藤田寛之、川村昌弘、薗田峻輔はタフなコースに歯が立たなかった。日本選手に限ってみれば、優勝争いに絡まずとも松山が「健闘した」と見えてしまうほど、他の選手の線の細さが印象づけられる結果となった。

連日大きく変えられたコース全長

今大会の開催コース、チェンバーズベイGC(パー70)は2つの点で際立った特徴があった。ひとつはフェアウエーからグリーン、ラフまですべてがフェスキュー芝で覆われていたこと。日本ではなじみのない芝だが、実は米ツアーでも珍しく、長い歴史を持つ全米オープンでも初めてのことだった。

もうひとつは、距離が連日大きく変えられたこと。コース全長は初日が7497ヤード、2日目は7695ヤード、3日目は7637ヤード、最終日は7384ヤードだった。最も長い2日目と最も短い最終日では、311ヤードも違った。

18ホール中、10ホールで複数のティーグラウンドを備えるチェンバーズベイGCならではのセッティングに、松山は「18ホールじゃなくて36ホールプレーしている感じ」と率直な感想を述べた。薗田、藤田、石川も「頭を使うコース」と口をそろえた。しかも、ティーグラウンドが、あえて平らにつくられていなかった。「左足下がりだったり、前下がりだったり。左足下がりだと、ボールが上げづらい」と石川は苦笑いだった。

グリーンにもひと癖あった。「雑草みたいなのがあって、最初の1~2メートルはボールがはねやすい」と石川。最終日の18番、1打差でスピースを追うダスティン・ジョンソン(米国)が、入れればプレーオフに持ち込めるという短いバーディーパットを外したのを見ても、いかにこのグリーンが難儀だったかがわかる。

ベテラン藤田も「経験値が足りず」

予選通過ラインに1打足りない通算6オーバーに終わった藤田は、5度目の出場だった今大会をはじめ何度もメジャーに出た経験を持つにもかかわらず、敗因を「経験値が足りなかった」と分析した。フェスキュー芝はもとより、フェアウエーの両側を巨大なバンカーが覆うような難コースに、半ば面食らわされた格好。そして、つぶやいたベテランの言葉が興味深い。

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