「魚の交通インフラ」 老朽化による機能不全解消
使える魚道の造り方(上)
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全国の河川には、段差がある箇所で魚の通り道となる「魚道」が無いか、あっても機能していない堰堤(えんてい)が少なくない。しかし近年、生物多様性重視の流れに加え、2014年の漁業関連の新法(内水面漁業振興法)制定を受け、"使える"魚道を目指す動きが出てきた。
【高梁川】 広い川で魚を確実に遡上させる
課題:潮止め堰を越える既存魚道が十分に機能していなかった
対策:魚の生態に配慮し、魚が泳ぎやすく鳥に狙われにくい形に改修した...
対策:魚の生態に配慮し、魚が泳ぎやすく鳥に狙われにくい形に改修した...