2018年1月24日(水)

「米国追いかけるな」 米ボックスCEOが熱論

スタートアップ
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2015/6/18 3:30
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 テクノロジーをテコに世界のビジネスが変革期を迎えた。イノベーションを担うのは起業家たち。新コラム「STARTUP X」では、未知(=X)への熱き挑戦をお伝えしていく。

 今、米国でもっとも熱いスタートアップ企業のBox(ボックス)。カリスマ創業者のアーロン・レヴィ氏に単独インタビューをした。クラウド型のデータ保管・共有サービスを提供するBoxは、法人向けに特化する戦略で急成長している。レヴィ氏は6月16日、日本経済新聞社が東京・南青山で開催したイベント「STARTUP X」に登壇するために来日した。講演では、IT(情報技術)による産業の変容について熱く語った。

――ボックスは1年半前に日本進出し、事業拡大に取り組んでいる。日本市場の可能性をどう捉えていますか。

来場者の質問に答える米Boxのアーロン・レヴィCEO(16日、東京・南青山)

来場者の質問に答える米Boxのアーロン・レヴィCEO(16日、東京・南青山)

 日本は何十年もの歴史もつ企業が多いですが、縦割りの組織がネックになって、国際競争力を失いつつあるとみています。その打開策として、まずテコ入れしなければならないのは、働き方です。

 クラウドストレージを活用すれば、企業内はもちろん、世界各国の取引先とも情報を簡単に共有して、迅速な経営判断を行うことができます。商機をつかんで、今後3~5年で日本のユーザー企業を数千社、いや、数万社にも増やしたい。

――個人としても日本がお好きだとか。

 14歳のときに空手部に入ったのですが、練習が大変すぎてやめてしまいました。すしなどの日本料理は大好物で、週に数回は食べていますね。

 昔は任天堂のゲーム機にも夢中でした。任天堂がクラウド市場に参入せず、大きなビジネスチャンスを逃したことは、ファンの一人として本当に残念だと思っています。もし、スマートフォン(スマホ)向けのゲームを出してくれていれば、月に数十ドル払ってでも、僕は使ったと思いますよ。消費者は特定のハードウエアにこだわらなくなったので、21世紀のビジネス展開は「ネット接続」が欠かせません。

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