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「早寝の人はよく歩く」、東芝がウエアラブルで可視化

日経デジタルヘルス

東芝は2014年8月に発売したリストバンド型活動量計「Actiband」について、利用者の活動量や睡眠、食事などのデータを総合的に解析。「生活習慣に関する調査結果」として2015年6月15日、同社ウェブサイトで公開した。

Actibandは活動量や睡眠、食事などの身体活動を自動的に記録し、体組成計や血圧計とも連携。総合的なフィードバックを可能にするウエアラブル端末である。

月曜の朝が辛いわけは…

今回の調査では、睡眠に入ったことを検知し睡眠時間や体動の多さを判定する睡眠判定機能と、基礎代謝や活動量から消費カロリーを計算する消費カロリー計算機能を利用。曜日および年齢別に、Actiband利用者の生活習慣(歩数、消費カロリー、睡眠)を集計した。

調査対象は全国の12~79歳の男女で、調査期間は2014年9月9日~2015年2月4日。サンプル数は非公開で、個人が特定されない状態に加工したデータを使用した。

早寝だと歩数が多い

調査の結果、例えば次のような知見が得られたという。(1)土日と休日は睡眠時間が長く"遅寝・遅起き"の傾向がある、(2)土日や休日の活動量は平日に比べて少ない、(3)就寝時刻が早い人は歩数が多い、(4)睡眠時間は60代が最長で、歩数は50代が一番多い。

「日曜朝の起床が遅れる結果、日曜夜に早く就床しても月曜の起床時刻が遅れる、との知見はヒトの概日リズム調節を考える上で興味深い。運動量と就床時刻の間にリニアな関係が見られるのも非常に興味深い」(調査結果にコメントを寄せた杏林大学 医学部 精神神経科学教室 准教授の中島亨氏)。

東芝は、ウエアラブルセンサーによって日常生活で得られた身体活動データを、利用者の許可を得てクラウドに蓄積。ビッグデータ解析で得られた結果を利用者に公開していく。これを通じ、健康増進および疾病予防に関するアドバイスをデータに基づいて提供する、個別化サービスの実現を目指すという。

(日経デジタルヘルス 大下淳一)

[日経テクノロジーオンライン 2015年6月16日掲載]

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