2018年6月25日(月)

臨床試験基盤も投入、アップル「デジタルヘルス」の野望
宮本和明 米ベンチャークレフ代表

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2015/7/7 6:30
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■アプリが読み込むデータ項目を設定

 試験開始前に、アプリが読み込む身体情報のデータソースを指定する。上述の通り、モニターの行動は、iPhoneに搭載されている各種センサーで、自動的に収集される。センサーが収集したデータはHealthに格納され、これをアプリが利用する仕組みだ。

出典: VentureClef

出典: VentureClef

 上の写真の左側がその設定画面で、Healthに格納しているデータの中で、アプリがアクセスできる項目を指定する。筆者は身長や体重などの基本情報のほかに、血糖値や血圧など健康診断情報へのアクセスも許諾した。最後に、アンケート調査に回答する。質問は、健康状態から家族の病歴まで広範囲に及ぶ。上の写真右側がアンケート調査の画面で、ここでは仕事と運動量についての質問に回答している。

 試験中はiPhoneを携帯して生活するだけで、何も特別な操作は必要ない。iPhoneはズボンのポケットに入れるよう指定され、加速度センサーがアクティビティーや歩数を自動で計測する。一日が終わると、前日の睡眠時間など、簡単な質問に回答する。これで計測が終了し、その結果が円グラフで表示される(下の写真左側、下段)。円グラフの色が、アクティビティー項目(睡眠、座っている状態、運動している状態など)を示す。

出典: VentureClef

出典: VentureClef

 アクティビティーや歩数は、上述の通り、健康管理アプリのHealthで収集される。上の写真右側がHealthアプリの「Step」画面で、一日の歩行数を示している。アプリはここから歩数などのデータを読み込む。

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