グループウエア「desknet's」、乗換案内と連携し交通費精算

2015/6/11付
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ITpro

ネオジャパンは2015年6月10日、Web型グループウエア「desknet's NEO」の新バージョンであるV3.0を提供開始した。新版では、サードパーティーが運営する交通機関の乗換案内サービスと連携した。これにより、desknet's NEOのスケジュール画面から交通費を調べて登録したり、登録した交通費データを利用して経費を精算したりできるようになった。さらに、これまで無かった機能として、動画や画像を共有するための動画配信サーバー機能とWebブラウザー内での画像編集機能を追加した。

スケジュール機能から乗換案内サービスを利用し、検索結果をスケジュールごとに登録できるようにした

スケジュール機能から乗換案内サービスを利用し、検索結果をスケジュールごとに登録できるようにした

強化点の一つとして、会社訪問などのスケジュールを登録する画面から、ジョルダンが運営する有償の乗換案内サービス「乗換案内Biz」を使えるようにした。具体的には、スケジュール登録画面にメニューを追加し、ここから乗換案内Bizを利用できるようにした。乗換案内Bizを直接利用する場合と同様、出発駅と到着駅の名称を入力して検索する必要があるが、検索結果(交通経路、時刻情報、交通費)をdesknet's NEOのスケジュールごとに登録しておけるようになった。desknet's NEOの個人プロファイルに定期券の情報を登録しておけば、定期券の範囲を控除した交通費データを算出できる。

スケジュールに登録した交通費の情報を利用して、経費精算を自動化することも可能である。従来、desknet's NEOの経費精算機能は、データを手動で入力する必要があった。今回スケジュール機能に交通費データを持たせたことにより、経費精算機能に交通費データを引き継げるようになった。承認ワークフロー機能も備えているので、交通費精算システムを持たない中小企業は、desknet's NEOを交通費精算システムとして使えるようになる。既存システムでデータを利用できるようにCSV(カンマ区切り)データを出力する機能や、紙で申請書を印刷する機能なども備える。

■動画配信やブラウザー上での画像編集も可能に

新版では、動画や画像を共有する機能も強化した。まず、desknet's NEO自身に動画配信サーバー機能を追加した。従来は、YouTubeなどの外部の動画配信サービスに動画を登録して、動画のURLを共有するといった使い方が主流だった。これを改め、外部の配信サーバーを使うことなく動画を共有・配信できるようにした。これにより、動画の登録手順が簡略化されたほか、社内動画コンテンツを社外で管理しなくてもよくなった。

画像の編集機能も用意した。従来は、独立した画像編集ソフトで画像を作成してから、完成した画像をdesknet's NEOに登録して共有していた。これを改め、desknet's NEOにアクセスしている最中に、Webブラウザー上で画像を編集できるようにした。HTML5で開発した簡易画像編集ソフトに相当し、アップロードした画像にその場で説明を書き入れたりモザイクをかけたりできるようになった。

この他にも、約700個ほどの改善を施したという。例えば、Webメール機能を強化し、受信メールを取得する際に、POPサーバーに加えてIMAPサーバーに対してもアクセスできるようにした。IMAPサーバーにアクセスすれば、desknet's NEOにメールデータをダウンロードしなくて済むほか、他のメールソフトと組み合わせて利用しやすくなる。また、メールの誤送信を防止する工夫も新たに施した。社外アドレスの宛先を赤く表示して目立たせたり、宛先が大量にある場合にアドレスを赤く表示して目立たせたりできるようになった。

価格(税別)は以下の通り。クラウド版(SaaS版)は、Amazon Web Services(AWS)上で提供するバージョンが、1ユーザー当たり月額400円。乗換案内と交通費精算はオプション扱いとなり、1ユーザー当たり月額100円。買い取り型のパッケージ版は、中小企業向けの「スモールライセンス」(5~300人)が3万9800円(5ユーザー)から99万8000円(300ユーザー)。乗換案内と交通費精算は年額1万4000円(5~15ユーザー)から年額24万円(200~300ユーザー)。大企業向けの「エンタープライズライセンス」(100~数万人)は150万円(300ユーザー)から1534万円(ユーザー数無制限)。乗換案内と交通費精算は年額24万円(300ユーザー)または72万円(1000ユーザー)。

(ライター 日川佳三)

[ITpro 2015年6月10日掲載]

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