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サッカー日本、着々浸透する「バヒドイズム」
サッカージャーナリスト 大住良之

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2015/5/15 6:30
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サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は5月12、13の両日、Jリーグの選手28人による「候補合宿」を行った。

3月に就任し、その月末にチュニジア、ウズベキスタンと対戦しただけで6月にはワールドカップ・アジア2次予選に立ち向かわなければならないハリルホジッチ監督。「できるだけ多くの選手と直接話し、トレーニングのなかで見て彼らをより深く知る機会がほしい」という要望を出し、それをJリーグが受け入れて実現した合宿だ。

ただし14日にはJ1第12節の柏―湘南の試合があるため、この2クラブの選手については考慮外となった。柏が翌週半ばにアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のラウンド16を戦うために他の試合より2日前倒しの開催となったものだ。

右サイドバック、大きい故障内田の穴

28人のうち16人は3月の活動に参加した選手。ハリルホジッチ監督としてはすでに「知っている」選手たちだ。新しく選んだのは12人ということになる。

6月のワールドカップ予選スタートに対し、ハリルホジッチ監督にはひとつの心配がある。右サイドバックの内田篤人(シャルケ)が右膝に故障をかかえており、欧州のシーズン終了後の6月に手術ということになる可能性があるのだ。

内田は故障をかかえながらも3月の日本代表の活動に参加、出場はないと思われていたが、チュニジア戦の終盤に短時間出場し、ウズベキスタン戦では前半の45分間プレーした。技術、スピードと欧州での経験による相手との駆け引きなど抜群の力を見せただけに、その穴は大きい。

3月の2試合では内田のほかに右サイドバックでプレーしたのは酒井宏樹(ハノーバー)と酒井高徳(シュツットガルト)の欧州組。新たな「右サイドバック候補」としてハリルホジッチ監督が今回の合宿にピックアップしたのが丹羽大輝(G大阪)と塩谷司(広島)だった。

丹羽は4バックのセンターバック。塩谷は3バックの右DF。ともにハリルホジッチ監督の基本システムである4バックの「右サイドバック」ではないが、スピードがあり、攻撃に上がっても質の高いプレーを見せる。

2つめの課題(「永遠の課題」と言っていいかもしれないが……)が、ストライカー、なかでもセンターフォワードだ。

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