改装自由、家賃は格安 「新築」幻想に挑む街づくり
東京近郊のベッドタウン、千葉県松戸市が変わり始めている。新しい街づくりに挑むのは、まちづクリエイティブ(寺井元一社長)だ。創造力あふれる若手アーティストが集う街を目指し、地名にちなんで掲げた合言葉は「MAD City(マッドシティ)」。街を変える仕掛けは「自分で自由に改装できて、家賃は格安」という古い空き家の再生だ。百聞は一見にしかず。かつて米店だった築100年の古民家は、ジュエリー工房やサイクルショップに生まれ変わり、駅から離れた築40年のマンションも埋まった。「『住むなら新築』という幻想を崩し、『古いほど魅力』という価値観を根づかせたい」と語る寺井社長の試みを追った。(生活情報部 河野俊、映像報道部 中野圭介)
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