2018年7月23日(月)

人事が説明会で見た「採りたくない学生」

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2015/3/5 7:00
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 初めての就職活動は分からないことだらけ。直接企業に質問しづらいことも多いし、口コミ情報がどこまで信用できるかも不安だ。そんな悩みを解決する「就活探偵団」。就活生の疑問に答えるべく、あなたに代わって日経記者が企業に突撃取材します。

 3月1日に就活が本格解禁となり、多くの就活生は企業の説明会に足を運んでいるころだろう。後ろ倒しで選考期間が短くなった今シーズンの就活は説明会、エントリーシート、面談と短期間のうちに連続して進む可能性が高い。就活生が「やってはいけないこと」「気をつけるべきこと」を採用担当者に教えてもらい、座談会形式でまとめた。2週続けてお届けする。

■最初のチェックは受付でのあいさつ

 ――企業説明会の会場に足を踏み入れた段階から、選考は始まっている。採用担当は就活生の一挙手一投足を注視している。

 IT中堅 マナーは年々悪化している感じがします。受付でまずあいさつができているかどうかは必ずチェックしています。ちゃんとあいさつができない学生をそこですぐにはじくわけではありませんが、誰かと競ったときに不利になります。そういう態度は実際に入社した後、ビジネスの現場で繰り返される可能性が高いからです。

 採用支援 最近の就活生のマナーは著しく落ちていると感じます。イベントに連絡なく欠席した学生に理由を聞くと「髪形が決まらなかったから」「やっぱり面倒になったから」などと平気で答えるのには驚きでした。

 小売り 受付で資料を放り投げるように提出する学生は必ずいます。このほか説明会で隣の人とおしゃべりをやめない、居眠りする、遅刻はチェックします。面接の段階に入ると学生は猫をかぶって見抜けなくなるので、説明会で見せたネガティブ情報を人事全体で共有して、就活生をしっかり見るようにしています。

 ――「私服OK」の説明会も多いが、常識外れの服装で訪れる就活生も少なくない。

 ITベンチャー 「私服OK」としているのですが、朝起きてそのまま来ましたというようなスエット姿の就活生にはびっくりしました。

 アパレル ジーパン・Tシャツ姿は珍しくないです。靴やシャツが派手、ヘンな帽子をかぶってくる就活生は目立ちました。芸能人のマネをしているのか、室内でもサングラスをかけたままの就活生もいました。チェックはするし、嫌でも覚えていますので面接のときに会えば「あの格好の学生か」となります。

 機械 うちは服装について「できる限り私服で来てください」と明記しています。実は企業が「服装自由」という場合、3パターンあります。「ホントはスーツ必須」「どちらでもいい」「ぜひ私服で」――。うちは「ぜひ私服」です。私服は個性が出ますから、その人物を知る有力な手掛かりになります。

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